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僕とわたし  作者: スナオ


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独白

物語の悲しい結末……。

 あはは……じゃないよ。またねじゃないよ!


 わかるに決まってるじゃない! あなたの字だもの……!


 あなたが不器用なのも、愛してくれてたのも知ってたよ……。なんでお金のことには気が回るのに、他のことには気が回らないの……?


 どうして勝手にいっちゃったの?


 幸せを願ってくれるなら一緒に居てよ!


 一人で生きろなんて言わないでよ!



「……そっか。もうどんなに叫んでみても、あの人は抱きつかれに来てくれないんだ……」



 悲しいとき、辛いとき、苦しいとき、あの人は近くに来てくれた。自分から抱き締めてくれることはほとんどなかったけど、確かに来て、わたしが抱きつくのを許してくれた。


 たとえわたしが心で泣いているときも……来てくれた。あのお葬式のときのように……。



 あなたは……本当はすごく、やさしいんだ……



「どうして最初からなついていたか、知りたいなら教えてあげる……。あなたが優しい人だって、わかっていたからだよ……ばーか」



 わたしもずっとだいすきだよ。



 だから……。



無断転載、盗作を禁じます。

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©️スナオ 2020 All Rights Reserved.

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