入学式の朝は…
遅れてすみません
お久しぶりです!みんなのリンだよ!
いや、ごめんなさい。入学式が楽しみすぎて、ちょっとテンションが…。
えっ?ちょっとじゃないって?
そんなことより!
今日は待ちに待った学園の入学式!
もう、移動の2ヶ月と学園に着いてからの寮での1ヶ月は、ルルアの勉強会が…。
思い出したくもない…。
「お嬢様?そろそろお時間ですよ」
「ありがとう。では、そろそろ行きましょう」
あっ、最後に…
「ほんとに服装だいじょうぶ?」
「ええ。とても可愛らしいですよ、お嬢様」
ちなみに学園は制服があって、着るかは自由なんだ。
今日は私は、制服を着てくことにしたの。
だって!学園の制服とってもかわいいんだもん!
「お嬢様!行きますよ!」
「あっ、え、ええ。行きましょう」
まだ入学式が始まるまで三十分ぐらいあるけど、学園の体育館、寮から遠いのよね。
「それにしても、学園の“オウキ”はすごいわね」
「学園の生徒が色々と改良し続けていたからだそうですよ」
ちなみにちなみに、“オウキ”は前世の日本で言う“桜”のことなの。
初めて見たときに桜と言ったらお父様とお母様に、不思議そうな顔されたわね。
そのときに“桜見”もとい“オウキ見”の説明して以来、オウキがたくさん咲いたときはお昼御飯を持って家族で“オウキ見”をするのが恒例になったのよね。
次のオウキ見楽しみだな~。
「お嬢様?着きましたよ?」
はっ!
ぼーっとしちゃうくせが!
「じゃ、じゃあ入りましょうか」