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この兄をどうにかしてください!!  作者: 杮かきこ
第1章  『この兄をどうにかしてください!!』
19/69

第4幕  4

「繋ぎの者はまだか?」

「……はい。夜明け直後に出ておりますから、もうこちらに戻ってもいい頃ですが……」

「朝の船で殿下もこちらに来られているはず…。もしくは何か不測の事態があったか。

 あと1刻だけ待とう。来なければ、こちらの判断で行う」

「了解しました」

 城を仰ぎ見る丘の麓。大木の陰にある小さな洞窟前で、上官と部下の会話が成されていた。

「ねぇ、君たちぃ。暇だったら少しお話しない?」

 洞窟の前に座らされているスフェラが、笑顔で話しかけてきた。

「…本当に元気だな…。肝が据わっているというか。部下を3人あんな目に合わせているんだ。さぞ高名な『石使い《メイスン》殿』とお見受けする。

 まぁいいだろう。もう少しだけ時間もできたことだ。で、あなたの話したいことはなんだ?」

 上官は嫌味を言いながらも、紳士な態度でスフェラの話に付き合う態度を見せた。

「なんで、『アカデメイア』の領地内は、『石使い』の資質がない凡人の方向感覚が狂うと思う?」

「……『アカデメイア』の宮殿内には、世界に名だたる宝物…いや。旧世界の宝がずいぶんと存在するという噂だな。それを護るとなれば、その程度の結界は張るだろう」

「ブッブー。違うんだなぁそれが…」

 初めは呆れ顔で話していた上官の男は、自分の意見が否定されてことに、不快感を示す表情へと変わった。

「あそこはね、ただ『アトスポロス』の暴走を抑えるためだけに、結界を張ってるのよ。

 たった数人の『第3級』以上の『アトスポロス』はね。旧世界のお宝なんて目じゃないほど、恐ろしい能力を持ってんのよ。

 それが精神崩壊とか、『ブルゾス』なんかにとり憑かれました。なんかで暴走してごらんなさいな。『アカデメイア』なんて半刻かからずに崩壊するわよ」

「…面白い意見だな」

「そうね。でも真実よ。

 そんな『アトスポロス』の能力を抑えるためだけに、その結界を張ってる。

 それは『ブルゾス』の活動も抑える結界なの。だからね。凡人さんは、本当は結界の影響なんて少ししか受けてないのよ。

 ただ、『アトスポロス』という存在が、この『結界』の中だと、必要以上に凡人さんには『危険』と感じさせちゃう。そして人には本来『危険回避行動』が本能であるもんだから、結界のせいで余計に刺激されちゃうのよ。だから、そんな連中が集まる宮殿を『危険な場所』として、方向感覚が狂うんじゃなくて、本能的に危険を回避して行かないようにしているわけ。

 だからね。あんたたちみたいなそんな本能を押さえる訓練をされた人間だと、なんなくたどり着けるわけよ。それと『石使い』の資質がある連中も、本能にその『結界』の影響をほとんど受けないから、そちらも余り違和感なくたどり着けるの。ただし、ただ訓練されただけの人間は、危険地帯に強いストレスを感じるから、長い時間はいられないけどね。あんたも覚えあるでしょ?」

「…まぁ…そうだな」

「そう。普通、言われてる通りの場所だったら、あんな場所の傍で、普通の人暮らせるわけないじゃないの。そうでしょ?」

「そう…だが」

「でね。ここからが本題。どうしてこんな『カコ』という超危険な場所が近くにあるのに、人が住める場所があると思う?」

「それこそ結界の恩恵だろう。そんな『アトスポロス』の力を抑える結界なんか張れる場所だ」

「半分正解。シャシブルとアミナっていう街はね。ただ『アトスポロス』が人間らしい暮らしができる場所として造られた場所。

 『アカデメイア』の周囲と、アミナとシャシブルの周りだけは、『ニキティス家』と『王家直轄』の領地が強力な結界の役割を果たして、『ブルゾス』が簡単に入り込んだりしないようにはしてる。だから一般人が住めるんだけどね。『石使い』じゃないあんまりにも感覚の鋭い人間は、1日もこの島にはいられないでしょ。特殊な『気』が強すぎるもの。気持ち悪くなるわね。

 で、さっきも言った通り、『アトスポロス』は人間だからね。ただ戦いだけじゃ、いつか精神狂うのよ。みんな訓練されたあんたたちのような人ばかりじゃないからねぇ。

 すべては『アトスポロス』という存在のためだけに作られた島。それがこの『ピサ島』なの。『ブルゾス』をここで飼ってるのもね。世界中の『ブルゾス』の数を減らす目的と、『アトスポロス』の経験をつませる場所。そして移動しなくても都合よく『ブルゾス』が集まる場所。それが此処。どう?うまくできてるでしょ?」

 上官の男は、はぁと息を吐き出した。

 この女の狂言を真面目に受けるほど愚かではないが、この話に引き寄せられてる自分にも気が付いていた。

「で。どうしてこんな辺鄙な場所に『ニキティス家』はお城を建てたのでしょう?」

「さぁ。どうしてかな?」

「ここは『ニキティス家』の領地内だけど、『カコ』から這い出てくる『ブルゾス』を食い止める、最終防衛ラインでもあるわけ。だから、ここを突破されるわけにはいかない。

 で、結界の『要』として、『ブルゾス』に簡単に壊されない『要』が必要になるわけよ。

 それがこのお城。人も住めるけど、役目的にはそれ以外の何物でもないわね。

 実際、建ってからほとんどここ使われてないし」

「…で、何が言いたいのかな?」

「うん、ここね。この結界の内側って、ほとんど『カコ』と変わらないの。

 しかも少し空間がいじられててね。『アトスポロス』の潜在能力が、最大限に引き出せるように、細工されてたりするの。それって『ブルゾス』にも影響でやすいのよ。短時間だけど、結構『能力』を引き出しやすいのよね。だから、普通の空間だったら人にとり憑く程度の『ブルゾス』も、いきなり『ディアヴォロス(魔獣)』になったりしちゃうんだな。ここは」

 男は背筋がぞくりとした。

 たぶんこの女の話は嘘ではない。何故かそう確信できる。

「…わかってきたようなので、もうひとつ。

 私の『ティミ(名誉)』を教えて上げようと思ってね。

 『ディアマンディ(ダイヤモンド)』っていうの。私のフルネームは『スフェラ・ディアマンディ・パンセス』…。

 もひとつ加えちゃうとぉ、私『第2級』レベルの『アトスポロス』なのよね」

 スフェラはこれでもか、と、可愛らしく言ってみた。

「全員退避だっ!!すぐにここから退避するっ!!」

 男は絶叫した。

 部下たちが、乱心したごとく叫ぶ上官の姿を、唖然と見つめていた。

「この女は『金剛のスフェラ』だっ!!しかも『第2級』の『アトスポロス』だぞっ。こんなやつと長時間同じ場所に居続ければ、『ブルゾス』を集めるためだけにここに居るようなものだっ!!誰だ、こんな女を捕まえてきたのはっ!!」

「……ちょっとぉ…なによそれ…」

 『金剛のスフェラ』という名前を聞いただけで、うわーとかぎゃーとか、お前のせいだとか、あれだけ統制がとれていた部隊が、一瞬にして混乱した。

「ちょっとぉー」

「退避準備しろっ!!」

「…無駄よ」

 ――時間が停止した。すべての行動が停止している。

 スフェラの一言に、武装した男たちの呼吸さえも止まってしまった。

「いちいち大の男が混乱なんかするんじゃないわよっ」

 はぁ…とスフェラはわざとらしいため息をついた。

「今更逃げようにも、君らが乗ってきた船は、『イロアス協会』によって押収されてるわ。

 なにより、その場所にたどり着くのはもうほとんど不可能ね」

「……どうすれば…」

 あの落ち着きはどこに行ってしまったのか?上官の男の…あの凛々しい姿は最早見る影もない。

「この私と取引しない?この縄といてくれたら、貴方たち全員の命を保障してあげる。それとね……」



◆◆◆



「あら―。おひさ――」

 城を通り過ぎたところで、武装した男たちを従え、笑顔を浮かべたスフェラがアーラたちと再会した。

 誰もその姿に声も出ない。ケリーエは額を押さえ、スフェラの顔さえ見ることもない。

「あのねぇ。元はといえば、あんたたちが遅いからでしょう?見てよぉ。縄の痕が私の白い肌にくっきりとついてるのよっ」

 両手首を突き出し、ほら、と見せるが、この状況でそれがなんだと言い返したくなる。

「…元気なのはよくわかったから…その男たちはスフェラさんのなんなんだ?」

「『部下』よ」

「何をして従わせたんです?」

 クーゼとケリーエが口々にスフェラに質問を浴びせた。 

「…人聞きの悪いこと言わないでよね……」

 いつものスフェラとは違い、話し方が可愛くなっているように感じるが、ほとんどそれも意味を成していない。むしろ余計に恐怖を煽っているようにさえ感じた。

「司法取引っての?助けてあげるから、部下になりなさいって。合法な取引よ」

「違法ですよ、それは。しかも違う国の軍隊の人たちでしょう?」

「でも表ざたになったら、『領土侵犯』がばれて大変だし、このままでも殺されちゃうだけでしょう?だったら、私が助けてあげるってね。しかも色々役に立ちそうだし」

――どっちがいいんだろう……。そんないけない究極の二択が頭を過ぎる。

 特に、これからスフェラを師匠と仰がなければならないメンバーにとっては、死活問題となってくる。

「でね。カリディアとカメリアに、この人たちの誘導を頼みたいのよ」

「2人だけですか?」

 アーラが心配そうにスフェラに尋ねた。

「言っとくけど、この2人だけでも、この男たちを全滅させるだけの力はあるわよ。

 体術は私の折り紙付きだし。

 と、まぁこれからこんだけ集めちゃった『ブルゾス』相手するのに邪魔なだけなんだけどねぇ。この人たち」

 スフェラの話に恐怖を感じているのは、おそらくアーラたちよりも、この男の人たちなのではないだろうか?

「それとも今後のために、見学といこうか、ねぇ」

 スフェラが笑顔で、男たちに呼びかける。

 絶対脅かしている。状況を楽しんでいる。アーラたちはそう感じた。

「そっか。こいつら、私の教え子殺しに来たんだったわ…」

「……い、いや。もうその意思は……」

 上官らしき男が、顔面蒼白の状態で首を横に振った。

「いーや。君らが殺そうとした、アウローラ元殿下の実力。その眼に焼き付けときなさいな。早々見られる機会はないわよ」

「……はい」

 覇気もなく、ただ言われるままに男は頷いた。

「一体何をしたんですか?」

 カリディアが師匠であるスフェラに問うた。

「こいつらの前で、広範囲の地形を変えてやったの。ほら、ここからも見えるでしょ?」

 スフェラが指差す方角。不自然に、大地が抉り取られてる。

 ちょっとした山だったのではないだろうか?確かに形が変わっていた。

「……なるほど」

 カリディアはそれ以上、声も出なかった。

が、刹那の間。カリディアがその方角――ただ一点を見つめた。

「来ます……これはっ!!」



 姿を現したのは、人間の身長をはるかに越えた化け物が3体だった。

それは人間の体を幾つも取り込み、必要以上に巨大化した『ブルゾス』の成れの果て。

『ギガス(巨人)』と呼ばれる『ブルゾス』の最終形態だった。

スフェラを拉致した部隊とは違い、先に上陸をしていたのは50人程。

1隻に10人と、収容人数を越えた数の人間が乗り込み、ピサ島に上陸を果たした。

が、『ブルゾス』が襲い、人間をたっぷり取り込んだあと、スフェラの『霊力』とこの『ニキティス』領地の『特殊結界』内の細工によって、必要以上に巨大化した。

今スフェラの傍にいる男たちは、先に犠牲になった者たちのおかげで難を逃れたと言える。

その全長は5メートル弱。通常はせいぜい3メートル程。

たっぷりと栄養をとり、更なる『餌』を求めてここへやってきた。

しかしこのまま放置すれば、このレベルの『ギガス』では、結界を突き破り、『アカデメイア』内に出てしまう可能性がある。


 

「と。これだけでは済まないらしい」

 クーゼの呟きを合図に、武装した男たちの屍を身につけた異形の者どもが、ぞろぞろとアーラたちを取り囲んでいく。

 アーラたちの前に、クレイが一歩前に出る。

 その手にはいつの間にか、1本の細身の剣が握られていた。

 その周りには、まるで天の使いの衣のように、七色の淡い輝きに包まれた細い鎖が、剣身を取り巻いている。

「不思議だろう…クレイ」

 スフェラが話しかけた。

「恐怖で身が竦みそうなのに、『ブルゾス』を前にしたとたん、戦いたくて、うずうずしてる自分がいる…」

 クレイに話しかけるスフェラの顔に浮かぶ微笑は、不敵な色を称えている。

「…はい」

 クレイもしっかりと確信を持って頷いた。

 恐怖はいずこに追いやられ、前へ前へと気持ちが逸る。

 早く倒したい。早く力を振るいたい。と。

「なら…問題ないわね。いってらっしゃいな」

 呆気なくスフェラに送り出される。が、それは開戦の序曲だった。

 クレイは大地を踏みしめ、剣を渾身の力を込めて一振りした。

 その一振りで、虹の軌跡が大地を走り、異形たちを消滅に導いた。



「やる気じゃねぇかっ」

 クレイ以上にヴノは高揚する気持ちを抑えられず、恐怖が麻痺したかのように口元には笑みが浮かぶ。

それを表すかのように、大量の砂が彼の周りで踊るように優雅に円を描いていた。

「…だぁっ!!」

 両手を前へ振り出す。砂がそれに続く。

 面白いように、人間の皮を被った異形は、砂の直撃を食らい、その姿を消滅させていく。



 カメリアは無言で能力を振るう。

「こっちっ!!」

 カリディアが指差す方向へ、右手を突き出す。

 男たちの体に無数の花が咲き乱れる。それもその原型がわからない程に。

「今度はこっちっ!!」

 森の奥に隠れている異形も、カリディアの能力によって居場所を暴き出される。

 化け物が巣食う森の奥で、美しい一瞬の花園が出現しては、異形を連れ、次々に消滅した。



 クラッペが両手で岩を掴んだ。それも自分の背丈はあろう大岩である。

 が、一瞬で岩は白銀の輝きに包まれ、クラッペの手に収まる形へと変化する。

「…あれは?」

 見たこともない形。クラッペの背後に息を潜めて隠れる30人の男たちは、クラッペの持つ見覚えのない形の代物に目を何度も瞬いた。

「あ…これ?これは旧世界の武器なんですよ。『拳銃』って言うんです。

 ただ本物とは少し違って、私使用にだいぶ変えちゃってますけどね」

 クラッペは筒状の先端を異形に向ける。

 『くの字』型の空いている――握りの部分を右手でしっかりと掴み、『引き金』の部分に人指し指をかけた。そして『引き金』を引く。

 『銃声』が鳴り響いた。それは爆音に近いほどの大きさで、見ている男たちは、自分の両耳を手で塞ぎ、それでも音は腹に直接響いた。

 銃弾は光。的にされた異形は、巨大な光の弾丸を浴び、消滅を招いた。



「さて…そろそろ本番か……」

 『ギガス』を目の前に、アーラ、ジン、ミゲ。そしてクーゼ、ケリーエ、パイク。

 それぞれに顕現させた剣を握り締めている。

 


 ミゲは先へ行くほどに細くなる真紅の輝きを放つ剣を『ギガス』に構える。

「はぁーっ!!」

 無数の火の粉が、炎風に乗って舞い上がり、『ギガス』の動きを止める。

 火の粉は、『ギガス』に到達すると、体の其処此処で燃え上がり始めた。

<いた――いいっ!!あつ――いぃ!!>

 人を食らった『ブルゾス』は、人の声を発する。

 その『声』に、顔を歪め、ジンは怒りを露にした。

「…はぁぁぁぁっ」

 大太刀を構え、ジンは『ギガス』の頭上まで飛び上がる。

「あぁぁぁっ!!」

 まっすぐに、垂直に、ジンは大太刀を振り下ろし、『ギガス』の体に沈み込ませる。

 大太刀はそのまま真下に、ジンの力の命ずるまま振り下ろされ、『ギガス』の体を真っ二つに分断する。

 ジンが飛びのいたあと、爆音と共に、『ギガス』の体は消え去った。



「一体につき2人…か。俺とアーラ。ケリーとパイクでどうだ?」

 クーゼの提案に、3人は肩を竦めたり、無言で頷くなど、それぞれのやり方で同意の意思を表した。

「…じゃ、行くぞっ!!」

 短いクーゼの合図に、4人がそれぞれの『ギガス』へと向かう。



 その前にはいつの間にか、武装した異形が現れていた。

「邪魔だねっ」

 ケリーエが剣を突き出す。

鞭状と化した水が異形を射抜き、そのまま消し去っていく。

 断末魔が飛び交う中、パイクの体は、翼の生えたまさに天からの『アトスポロス(使者)』のごとく、軽々と宙を舞う。

 風を味方につけ、透明な空の流れを『ギガス』の巨大な体躯に絡みつめる。

「おおぉぉぉっ!!」

 パイクの細身の体からは考えられない程の力技で、見えない『網』を宙へと引っ張りあげた。

<…がっ!!>

 僅か瞬きの間。『ギガス』の肢体は、その網の力に逆らえず、亀裂が走り最後はぼろりと崩れ落ちていく。

 地上に落下する前に、風に奪われるように、その破片は風化し跡形も無く消えていた。

  


「うおおおおっ!!」

 クーゼは己の身長程もある長さの大剣を、豪咆と共に真横に振り抜いた。

 大剣の食い込んだ両の足は、膝から下から切り取られた。

 そしてその剣風は、異形もろとも、その両足を消し去っていく。 

<ああああっ!!>

『ギガス』の体が前のめりに倒れはじめる。

 間髪入れず。アーラの打刀は、『ギガス』の後頭部を真上から刺し貫いた。

「いけぇぇっ!!」

 発せられる神罰の輝き。アーラを頂点とし、雷がギガスを打ち砕く。

 その輝きが消え去ったあと、アーラは何事も無かったかのように、大地に両足をつけ凛とした姿で立っていた。



「空気が清々しいねぇ」

 スフェラがうーんと伸びをした。

 男たちが空を見上げる。すでに異形たちの姿も、あの禍々しい巨人の姿も無い。

 そこには12人程の『アトスポロス』たち。彼らは当たり前のように楽しそうに談笑を始めていた。

 全ては幻だったのか?悪い夢でも見ていただけだろうか。

 


心なしか、瞳に映る青い空が眩しく感じるのは――見間違いではないだろう。


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