「ている」に追記
割り込み投稿です。
生の日本語の記録として、気づいたことを気づいた時に遺していこうと思います。
前回のお話で、「している」に対応する方言「しよる」と「しとる」をご紹介しました。
その中に
『活用は一緒のようです。「よ」と「と」の違いだけなのですね。』
という2文があります。
これ自体は覆らないのですが、発展してご紹介したい例に気がつきました。
「言いよった。」(言っていた。)
「言っとった。」(言っていた。)
と言う私が
「言っよった。」
「言いとった。」
と言うことはないのです!
待ってください。知っています。
「言っよった。」
は使うよ!とお思いになる方もいらっしゃいますよね。あれは
「言ぃっよった。」
の方が近いでしょうか?
「言いよった。」
とはイントネーションも違いますよね。それは存じ上げているのですが、地域が違います。
あくまで、私は
「言いよった。」「言っとった。」
を使うのです。
注目していただきたいのはワ行五段活用の動詞「言う」の方です。
「言い」と「言っ」とに分かれていました!
どちらも連用形なので、「よる」も「とる」も連用形接続であるという説明に変わりはありません。
それでも、面白いと思いました。
標準語では
言い ます。
言っ た。
言っ て、
であることを考えると、促音便が近しいように見えます。それでも、
「言いよる」
と言うのは、単に語感の問題なのでしょうか??
もし、これを突き詰められたらまたエピソードを割り込ませるか、あとがきに書きますね。
1人の方言話者より
「よる」と「とる」はそれぞれに接続する連用形を選ぶことを新たに自覚いたしました。
だって昔から「言いよる」って言っとったっちゃもん。




