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チートを貰ったが、異世界では……。  作者: 月詠 秋水
第5章 フェルナ編
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第48話 今覚醒する力……!?

どうも、秋水です。


ずっと前から考えていた神人一体が、遂に此処で出すことが出来ました!

書きたかった所が書けて満足……!


GW明けでとても眠いので、今のうちに上げたいと思います……それでは、良い夢を!

「------!!!」


巨大な人形の魔物は空に向かい雄叫びを上げる、その振動で建物は崩れ人々に悪影響を残す。耳を塞いでても破れそうな鼓膜、まるで爆心地に居るかのような衝撃、立っていられないほどの地揺れ。皓や皆が結界を瞬時に張ったお蔭で被害は街並みが壊れただけで済んだが、それでもかなりの損害。


「……!」


急いで巨大な魔物の所へ飛ぼうとしたが、アメノウズメに腕を掴まれ飛べない。


「ど、どうして……?」


「貴方……今の状態で勝てるのですか?」


「それは……やってみなければ分からないけど……」


少しの間、2人は口を塞ぐ。余り静かではない沈黙が通り過ぎ、小さくアメノウズメがため息をつく。そして、ゆっくりと手を握る。


「はっきり言いましょう……まず無理です、勝算がありません」


「だ、だからって……」


言葉の続きを言おうとしたが、思ったように口が動かず何も言えない。少し冷静さを取り戻そうと、深く深呼吸をする。そして巨大な魔物の方へ視線を向ける、魔物は少しずつこちらへ向けて歩いてきているのが分かる。亀みたいにゆっくりとした動きだが、地を踏み込む時の衝撃波は近くに居たら一溜まりもない程だった。


「……どうすればいい?」


どうしても自分一人だけでは勝てる算段が付かず、言葉を発しながらアメノウズメの方へ向く。アメノウズメも最初は驚いた顔をしていたが、少ししてまた巨大な魔物の方へ向いてしまう。だが、それでも雪咲の手はずっと握ったままだった。


「簡単なことです……そのまま、私に身を委ねてください」


何を言っているのか分からずアメノウズメの方に視線を向けたが、巨大な魔物から一時も目を離さずに手だけを強く握りしめた。何をするのか気になったが、時間も無いのでアメノウズメの言う通り身を委ねることにした。委ねると言っても、ただ単にそっと寄り添って体を密着させるだけだが……。


「……目を閉じて、意識を私に集中させてください」


雪咲はアメノウズメの言葉通りにする、すると体の底がじんわりと暖かくなる気がする。何処か懐かしく、儚げに悲しい。それなのに、力が溢れ出るような感覚……手を握っている感覚が急に消え、驚いて目を開けてみる。隣に居たはずのアメノウズメが消え、代わりに薄い綺麗な羽衣が首にそっと巻かれていた。


「……これは」


羽衣にそっと手を触れてみると、ほんのりと温かい感触。まるで優しく包み込まれている感じで、薄らと涙が滲み出る。


っ……こんな所で泣いている場合じゃない……


ぐいっと涙を拭い去り、手に感覚を集中させる。刀を握っている時の、ずっしりと重いが手に馴染んだ感覚を……。


そして一気に魔力を込めると、まるでずっとそこにあったかのように日本刀がいつの間にか手にある。そしてゆっくりと抜刀する、スラリと美しい一点の曇りもない刀身が顕になる。刀身には薄っすらと魔力が巡っており、そこから微かに子供の頃一度だけ嗅いだことのあるような懐かしい匂いが鼻孔を擽る。


「……」


もう少しだけこの余韻に浸っていたかったが、今の状況ではそんな余裕は無い。雪咲は足に魔力を込め、巨大な魔物の所へと急ぐ。

次の話は、雪咲が色々やっている間の皓達のお話になります。


視点は主に皓の予定、そして魔物の正体とそれを指揮する者の正体も判明……!

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