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チートを貰ったが、異世界では……。  作者: 月詠 秋水
第4章 アルステン王国編
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第34話 遂に決着なるか!?

今回は、雪咲とアストの戦いの決着編です。


長かったかと思いますが、下手すれば次回まで引っ張ってしまうことがあります。


ですが、激しい戦闘は恐らくこの話が最期だと思います。

「雪咲……」


「雪咲……?」


「雪咲さん……」


「雪咲……さん?」


4人はそれぞれの反応を示すが、雪咲は何も言わず4人の姿を魔法で見えなくする。その瞬間、すぐ近くの壁が音を立てて崩れる。土煙が舞うが、気にも止めず。アストはその場に踏み込もうとするが、瞬きした瞬間雪咲の姿を見失う。


「……!」


見えなくなることにより警戒を更に強める、だが反応は間に合わなかった。まるで別人のような動きの速さに、全てがまるで遅くなったように思えた。腹に蹴りを入れられると思い腕で防ごうとするが、寸前で軌道を変え脇腹に食らわせる。その場に踏みとどまろうとするも、威力が予想以上に強かったのかそのままふっ飛ばされる。


「ぐぬぅ……」


さっきの大広間まで飛ばされ、態勢を立て直す。だが追い打ちと言わんばかりにか、足元に魔法陣が出現する。感じる魔力量からして、強力な魔法に違いないだろうと予想。思い切り脚を踏み込んで魔法陣を破壊、だが魔力の上昇は一向に止まる気配は無かった。


「……もう、負けない」


崩れた壁の隙間を潜り大広間へ姿を現す雪咲、だが大広間に足を踏み入れた瞬間アストの蹴りが飛んでくる。それをまともに受けるが、血反吐を吐くだけでその場に踏みとどまる。


「何……?」


余程動揺し始めたのか、アストは少しだけたじろく。だが気圧されるわけにもいかず、投げたはずの剣を魔力で引き寄せ柄を握る。そして雪咲に思い切り振り下ろす、だがそれも雪咲は分かっていたかのように刀で流す。一瞬だけ態勢を崩すアスト、その隙を付かれ腹部を斬られる。内蔵にまでは届かなかったが、斬った所が悪かったのか出血が少し激しい。


「っ……!」


それでも負けじと何度も何度も斬りかかり、雪咲がそれを流すの攻防が暫く続く。反乱軍は既にアストと雪咲の戦いに巻き込まれほぼ全滅、城もかなりボロボロになっていた。剣と刀がぶつかりあう度に衝撃波が辺りに反響し、城の崩壊を加速させていく。


お互いに息が上がっていく中、アストは判断を間違え大振りをしてしまう。だがその判断を間違えたというのも見せかけ、本当はカウンター返しを目論んでいた。それを悟られぬよう必死でカバーし、この一撃に賭けていた。それを直感で見抜いたのか、雪咲は少し距離を取り魔法を使用しようと手に魔力を込める。その手を前に突き出すと、大きな魔法陣が描かれる。


「させるかよ!」


流石にこんな上位魔法を打ち込まれたらマズイと思ったのか、アストは地面を思い切り蹴って雪咲へと急接近する。そして剣を振り、魔法陣を打ち砕く。これで万策尽きたか……そう思ったのも束の間、もう一回り大きな魔法陣が砕いた魔法陣の影に隠れていたのだ。それも消そうと思ったが、既に発動寸前だった為か破壊より先に回避行動に移る。だが使われた魔法は、無詠唱とは思えぬほど強力で広範囲な魔法だった。


辺りは黒白に包まれ、形あるものは皆自壊していく。その魔法は魔法防御関係ないのか、魔性防壁を展開してもすり抜けてくる。しかも黒白の光に当たると自壊してしまうため距離を取るが、光速には流石に勝てない。範囲外を探そうとしても、死角なんて何処にも見当たらなかった。アストは何も言わずに、黒白の光に呑まれた。

次話は、恐らく騒動解決編になるかと思います。


皓達もよっては出るかも知れませんし、もしかしたら出ないかも知れません。

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