前へ目次 次へ PR 68/196 歌で夢見て 8 「私も何かやりたい。デビューまで、まだ何が残ってる」 紅葉のその気持ちは、私だって同じだ。何かに協力したい。 「アタシも、出来れば何かやりたいかな。任せっぱなしは好きじゃない」 そしてそれは、勿論心だって同じだったようだ。しかし優雅は断った。 「お前らは歌の練習とかしていてくれ。マネージャーの俺の仕事、取っちゃ嫌だぜ? 俺には後ろで支えてることしかできないから……」 歌の練習って。そういや優雅は、マネージャーの仕事を取るなと麗華にも言っていたな。