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愛はトキドキ夢を見せる  作者: 秋山葵
夢を見たくて 剣野真琴
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30/196

夢を見たくて 10

「そうなのか? へえ、真琴さんってそんなに凄かったんだ。そんな人がまた、何でアイドルを?」

 余計なことは聞かなくていい。

「それ僕も気になル。まこぴー、正直に話してヨ」

「俺も、それ聞きたい」

 優雅まで、ずっと黙ってたくせに。紅葉もなんか、気になるっぽい顔してるし。

「じゃあ話すけど、笑うなよ? 絶対笑うなよ」

 全員が頷いてくれる、でも信用できないんだよなあ。

「ファンが、欲しかった…。私を好きになってくれる人が…」

 皆真剣に聞いてくれる、超照れるんだけど。

「それと、可愛い歌とか歌ってみたかった。アイドルっぽい、きゃぴきゃぴした…」

(ぷっ)

 あっ笑った、やっぱ笑った。うぅ、悪いかよ。

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