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愛はトキドキ夢を見せる  作者: 秋山葵
恋をしたくて 愛沢心
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123/196

恋をしたくて 3

「我らがアイドル、まこちゃんが好きだよって人はー? さあ、拍手!」

 真琴さんもアタシに続こうかとしていたが、やはり緊張してしまって仕方がない様子。それを見て、麗華がそう問い掛けた。本当に気が利くし、最高のメンバーだよな。

「は・く・しゅ!」

 強制だとでも言うように、紅葉が拍手の言葉を何度も繰り返す。その度、拍手の音は大きくなっているように感じられた。勿論、麗華も紅葉もアタシも拍手を全力でしている。

「ありがとー!!」

 ずっと黙っていた真琴さんだが、突然そう叫んだ。真琴さんのその大声も、沸き起こる拍手により音が掻き消されているようだった。照れ臭そうに満足そうに、真琴さんは笑っていた。それはまるで、成し遂げたとでも言うような表情。

「honey splash! まだ新人だけど、これから宜しくな!」

 これくらいで満足して貰っちゃ困ると、アタシは大きな声でそう言った。リーダーとして可笑しなことをしたつもりはないが、アタシの行動に対し麗華も紅葉も驚いているようだ。少し失礼ではないか。

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