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恋をしたくて 2
「麗華たんが好きだよって人、拍手しテ!」
そう麗華が叫ぶと、色々なところから拍手が聞こえて来た。妙に近くで音が聞こえると思ったら、紅葉も全力で拍手をしていた。メンバーとして、そうするべきだったんだな。アタシはまだまだだ。
「それじゃ、わたしのこと好きだよって人は?」
今度は紅葉がそう言った。しかしこの二人は凄いよな。咄嗟にこう言うことをして、お客様を参加させることが出来るのだから。この二人がいれば、honey splashのパフォーマンスはきっといつでも最高級だな。
「えー、それだけですか? もっともっと」
そう言って紅葉が手を大きく上げると、拍手の音が増えたような気がした。歓声も聞こえて来て、紅葉はアイドルしているんだなって思う。アタシもちゃんとやらなくっちゃ。
「そんじゃそんじゃ、アタシのこと好きだって人はいるか!?」
これでいなかったら悲しいと思いながらも、そう言ってみる。すると、ちゃんと到るところから拍手が聞こえて来てくれる。隣で麗華と紅葉も拍手していてくれて、真琴さんは緊張に震えていた。きっとメンバーからも愛しているよ、を伝えてくれているんだろう。嬉しいな。




