10/196
夢に向かって 10
「そんなことどうでもいい。書いて来たのか?」
真琴さんがノートをこっちに放り投げ、聞いてきた。歌詞かな…?
「うん、とりあえずアタシは、ね。」
アタシも書いてきたノートを、真琴さんに放り投げた。
「僕もだヨ。紅葉たんはどうかナ。」
麗華はバックから可愛らしいノートを取り出して、机の上に置いた。
「わたしも、一応…。では、確認しましょう。」
紅葉もメモ帳のようなものを取り出した。
「僕は最初、心ちゃんの見てみたいナ。あれからどれだけ成長したのだろうカ。ってことデ。」
麗華はアタシのノートを手に取った。
「じゃあアタシは、紅葉の読むよ。」
アタシは紅葉のメモ帳を受け取った。
「なら私は、麗華のをまず見せて貰おう。」
真琴さんは麗華の可愛いノートを手に取った。
「ではわたしは、真琴さんのになりますね。読ませて戴きます。」
紅葉は真琴さんのノートを拾い、丁寧に開いて読み始めた。




