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新たな学校生活で確定しているのは未定であることでした  作者: カメサンパサラン
第一章「【未定】という名の確定事項」
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第一章3-3 来たる!報告会

そしてついに報告会の日がやってきた。

報告会には各部部長が出席し、今月の活動内容等を報告する。

今回は新年度一回目なので、各部の今年度の目標を報告するみたいだ。


ちなみに部活の数は、未定部合わせて60以上もある。

あまりにも多い…。

3人いれば部活ができるんので、当然と言えば当然だが、にしても多いな。

しかし、活動が生徒会に認められなかったらたとえ設立しても廃部になるらしい。

つまり未定部も危ないのだ。

と、ついに報告会が始まったようだ。


「生徒会長の涼風 彗(すずかせ すい)だ。緊張なんかしなくていい、落ち着いて報告するんだ」


「生徒会書記の黒木 沙織(くろき さおり)です。今回は私が仕切っていきますのでよろしくお願いします」


ついに始まった。

事前の練習はバッチリだが、いざ本番となると緊張してきたな。


そうする間にも報告会は進んでいき、


「では次は、未定部お願いします」


「未定部部長の浅見 照哉です。未定部は今年度、地域交流を通して唐波高校やこの街全体を盛り上げていきたいと思っています。具体的な活動内容は、地域のボランティアや小学生などとの触れ合い活動、できればイベントの開催などを行っていく予定です。これで未定部の報告を終わります」


結構うまくいったぞ。やってみれば一瞬だな。


その後も報告会は順調に進み、


「これで報告会を終了します。次回の報告会は——」


あれほど不安だった報告会が終わり部屋から出ようとしたとき、


「ちょっといいかな浅見(あさみ)くん」


不意に生徒会長から声をかけられた。


「ど、どうしました?」


「いや、未定部の活動とてもいいと思ったよ。舵宮(かじみや)高校は地域との交流が薄いからなんとかしたいと思って

いたんだ。君たちの活躍には期待しているからね」


そう言って会長は去っていった。


咎められるかと思ったが、まさかの好印象だ、あんな始まりのこの部も意外とうまくいくのかもしれない。

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