第一章3-2 相談と報告内容
昨日はあれからとても大変だった。
これから毎日あれだと思うと...
俺は頭を振りながら考える。
相談か、一人で考えてても仕方ないよな。
今日の部活ではそのことについて話すか。
そして部活の時間、新たに運んできた机と椅子に体を預け本題へと入る。
「報告会のことだけど、報告することがまとまってないんだ。何かないかな?」
「まだ決めてなかったんですか?何も言わないからてっきりもう決めていたと思ってましたよ」
紬もコクコクと頷いている。
「一応部長だし、こういうのは一人でしたほうがいいかなと思って」
「何言ってるんですか!少しは、いえ、もっとわたし達を頼ってください!」
紬は更にコクコクと頷いている。
「いいのか?」
「当たり前です。というか報告内容はツムちゃんと考えていました」
え?そうなのか。
なぜ俺はその話し合いに呼ばれてないんだ?
「ズバリ!地域交流です!」
「地域交流って街のボランティアみたいな感じか?」
「そんなものです。サミサミはこの街のことあまり知らないでしょう?」
「たしかにあまり出かけないし」
「そんなだと思いました。わたしもツムちゃんも引っ越してきた身なのであまり知らないんですよ」
「そうだったのか」
「なので、地域交流でこの街のことを知って楽しみたいという感じです。どうです?これなら報告できるんじゃないですか?」
「たしかにこれなら大丈夫そうだ。くるみ、紬、ありがとな」
「え、えぇわかればいいんですよ、わかれば」
「なんか顔赤くないか?そういえばここ空調を整えるものなにもないな」
「そ、そうですね!たしかに最近は暖かくなってきましたし!ツムちゃん、外に出て涼んできましょう!」
二人は大急ぎで出ていった。
「せめて扇風機くらいは置いてもらえるように氷上先生に頼んどこうかな」




