お披露目
リハビリ的な感じも兼ねてるので非常に短い
飛行船を運用する為に王都では様々な整備が行われていった。
と言っても、バスの停車場的な感じの箇所を幾つか作るだけだが。
とりあえず飛行船は王都内でバスのような使い方をして、そのうち軍隊にも少しずつ使っていく事に決まったようだ。
バカな立地の王都なので、飛行船が使えれば非常に便利そうではあると思っていたし、実現するのは単純にうれしいものがある。
この大陸で飛行船を有したのはここ、アルカディアが始めてである。
まあ、東のオルフェウスでは竜騎士という空を飛ぶ兵隊が居るんだが...。
飛行船の凄い所は何といっても一度に大量の人間や物資を運ぶことが出来る点と、生産が竜に比べて非常に楽である、という事だな。
まあ飛行船を得た所で兵士が増える訳でもないし、総合的にはあまり戦力は増えなかったんだがな。
「あら、意外と早く出来たのね」
飛行船を扱う為の整備などが終わり、実際に運用が開始された当日。
俺はエルを連れて実際に飛行船が使われる所を見に来た。
「王都は移動がなかなか不便だからな。誰でも空を飛んで移動できるようになれば不便も解消されると思ったんだ」
王都には非常に少ない架け橋と申し訳程度の螺旋階段、魔力で動くエレベーターモドキのどれかでしか移動が出来なかったからな。
「へえ...ノアも色々考えてるのね」
「そりゃあ毎日何も考えずにゴロゴロしたりモンスターの討伐に行ってる訳じゃないからな。これでも次期国王なんだし、自分の国の民の悩みを解決するくらいはしないといけないからな」
次期国王と言う責任感。
毎日感じている訳ではないが、ときたまなんとも言えない重圧感に襲われることもある。
と言っても、伝統のある勇者家に生まれたエルの気苦労もかなりの物だと思うが。
アルカディア王家にはあんまり伝統がないからな。ちょっとした儀式が数個あるだけで、他は変な儀式とかもなく、といった感じだ。
それに対して勇者は聖剣やら戦闘やらアルカディアの警備やら...。
「ふーん...ノアも頑張ってるのね」
「それはそうと...エルが居なければこの光景も実現は出来なかった筈だ。改めてありがとう」
目前に映るのは数十隻の飛行船が王都を飛び交う光景。
「どういたしまして。困ったならいつでもあたしに相談してくれていいのよ?」
「勿論。頼りにさせてもらう」
「どんどん頼りにして頂戴! あたしはノアの幼馴染なんだし、なんたって勇者なんだからね!」
そう言いながらエルは俺に対してニカっと笑った。
えっと
バカみたいに遅れてすみません
一か月!? バカじゃねぇの(自虐)
しかし夏が終わったくらいからこの投稿頻度が半年程続く可能性が高いのでご理解のほどを




