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シロ

「ノア様おかえりなさい...って、そのドラゴンはどうしたんですか!?」


 白色のドラゴンを抱き抱えて窓から自室に帰って来た所をラミュにお出迎えされる。

 普通に俺の部屋に居るのちょっと面白いな。いや使用人だから普通か?


「コイツは拾ってきた。暫く面倒を見る事にする」


 一時的に保護するのは別に良いのだが、将来的にこのドラゴンどうしようか。

 古代龍でもないし、何なら属性竜ですらないから戦闘面での運用は絶対無理。

 まずこのドラゴンまだ子供だし。

 だとしたらペットか。

 まあ良いんじゃね?

 ドラゴン一匹程度自分で飼えずして何が王子か!


「わぁ、可愛いですね! 名前はなんて言うんですか?」

「あー...まだ決めて無かった。ラミュが付けるか?」

「良いんですか!? それじゃあ...可愛い名前にしてあげないと...」


 そういえばこのドラゴン性別どっちだ?

 雄だったら可愛い名前になった時、滅茶苦茶でかい犬にチビって名前が付いてる状態のアレみたいになってしまう。


 ドラゴンを両手で担いで見る。


「ノ、ノア様!? 何やってるんですか!?」


 顔を真っ赤にしてそう聞いてくるラミュ。


「い、いや、性別確認してるんだが...」


 付いてなかった。


「お、コイツ女の子らしいぞ? 可愛い名前をビシッと決めてやってくれ」

「そ、それじゃあ......白いからシロちゃん!」


 うーん...。


「良いんじゃないか? よーし、今日からお前はシロだぞ! 良かったな、良い名前で!」

「がるる」

「コ、コイツ...鳴くぞ!」


 さっきまでずっと静かだったのだが...。


「シロだって鳴きたい時もあるんですよ!」

「そ、そういうもんか...」

「あ、そうだ! 私、ご飯作れるようになったんです!」

「そうなのか?」

「と言ってもまだまだ未熟なんですが...」

「今頼んでも良いのか?」

「は、はい! お任せください!」


 ラミュが料理出来るようになってたとは...。自分の知らない所で物事は進むなぁ。






「出来ました! お口に合うか分かりませんが...」


 暫くして、料理を作り終わったラミュが料理を運んできた。

 そう言って運んできてくれたのは魚のソテー。


「おお、よく俺の好きな食べ物知ってるな」

「いえ...レンさんに教えて貰っただけです...」

「じゃあ食べても良いか?」

「是非どうぞ! 召し上がって下さい!」


 ソテー。見た感じは完璧。

 味の程は...。


「ん、おぉ! 美味しいじゃないか! やるなラミュ!」

「あ、ありがとうございます!」


 程よい味付けに柔らかさ。

 これは美味しいぞ!

 ラミュの料理を味わっていると、横からシロがトテトテと歩いてきた。


「お、お前も欲しいのか? ほら、あーん」


 歩いてきたシロの前に魚を見せると、勢いよくそれに齧り付いた。


「お腹空いてたのか?」

「ノ、ノア様からあーん...」


 何やらラミュが変な目でコッチを見て来るが...もしかしてドラゴンって魚アレルギー的なのあったりする? 流石にないよな...。

ちょっとタイトルかえた

そのうちもどします

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