射撃
予約投稿が毎回バラバラですみません。
拙いですが、宜しくお願いします。
屋上に連れてこられた私たち。
「あれ撃って」
指さされたのは、校庭の机に置かれた小さな的…
「はぁ!!?? 遠すぎるって!! いくらなんでもそんなのムリだっ」
ドーン。
「!?」
私の目に映ったのは、スコープを除くユナさんの姿。
「…これ初見で打てる人初めて見た」
カルルも少し呆れたような笑いを向けて武器を手渡す。
「実は、ウチは前の優勝者に仕えてました!」
「どうでもいいですね」
「冷たい!」
「ふふっ」
この二人漫才してるのかな?
「と、とにかく、妖精っていうのは個人差が出るの。弱い妖精もいたら強い妖精もいるの。私は強い武器作れるの。希望教えて!」
「じゃあ、センサー付きのやつがいいですね」
「え、付いてなかったの…?」
おかしい、この子、あの遠距離をセンサー無しで撃つだと…?
「出来たよ~」
そんなことを思っている間に武器ができたらしい。
「可愛いよね! ユナちゃんは冷たいから水色で塗ってみたよ! 細かく模様入れたし、北見ユナの『Y.K』のマークも入れたし、センサーは青で、青モチーフにしてみたし、あと…」
「使えたら何でもいいです」
バッサリとカルルの言葉を切って撃っているユナちゃん。
「おぉ」
ユナちゃんも少し驚いた感じで呟いた。
「こんな妖精でも武器は強いんですね」
「なっ…」
「いえ」
「ぐっ…ひ、ひかりちゃん、武器探しに行くよ!」
そういって私をぐいぐい連れてユナちゃんから去っていった。
♦♢♦
「これ撃って」
次に渡されたのは、近距離っぽい武器。
「これでウチに当ててね~」
「異能使っていい?」
「よろしい」
許可が出たので、色付き水をバラバラばらまく。
「水化」
完全にミントグリーン色の水にまぎれただろ。
カルルの後ろにスーッと動く。
ばれてないっぽいな。
「解除」
水化を解除した私は、カルルの後ろに現れる。
振り向く間もなく、カルルにはミントグリーン色の水がパシャパシャ当たった。
カルルは私を見て、ふっと笑みを浮かべた。
「ひかりちゃんなら、ウチの願いをかなえてくれるかもしれない」
そういいながら、私に掟を話してくれた。




