廃校
「えっと…こんにちは」
「こんにちは」
何か…気まずい…
「とりあえず、カバンの中身を見てみましょうか」
中にはスマホ、ミントグリーンのTシャツ、ヘッドホンがあった。これも柄無しの黒。
そして、何かが書かれたカード。
「あの…これ、なんて書かれてましたかね…」
「イメチェン、ですね」
私も確認すると、「水化」と書いてあった。
「あの、水化、です」
「随分神さまはネーミングセンスが無い様ですね」
「ふふっ」
笑ってしまった。こういうこと言う人なんだ。ちょっと発見…
「えーっと、北見…さん?」
「ユナでいいです」
「ユナさん、スマホを確認しませんか」
「OKです」
「神さまのお悩み相談室」というアプリがあった。
「掛けますね」「了解です」
ユナさんが電話マークをタップする。
「やっほ^^神だよ何の要け」
ツー、ツー、ツー…
「何もありませんでした」「いやあきらか」「何もありませんでした」「アッハイ…」
「ナビ」を押してみる。
ぼふん。
「え…?こん、に、ちは?」
「こんちゃす! 神の使いというか、ミントグリーンチームのナビ? のカルルだよっよろっ!!」
困惑。
「えと、ナビっていうのは?」
「お手伝いみたいな。いろいろ役立つよ」
でも見た感じ金髪ツインテールのギャルっぽい人にしか見えないんだけど…
「ギャルはマインドだから。見た目関係なし!!」
あ、声に出てた…
「うちにできること説明するよ。一、武器を作る。ニ、現在の状況教える。三、いろいろ変更」
武、武器!?
「ひかりさんと私に合う武器って何ですか?」
「あ、いい質問。ちょっと待っててね…」
待つ間、カルルはうーんと考え込んでいた。
「あ、そうそう」
パチンと指を鳴らしてカルルが口を開いた。
「ちょっと射撃、みたいなものやってみようか」
「「?」」
そうしたらカルルは屋上に私たちを連れて行った。
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