21 サリューは友達!
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あ、そう言えばスヴェンに自分の下半身好きになったか聞かなかった。でもトラウマみたいだからいきなり好きにはなれないかな?
いつか自慢に思って欲しいなぁ。
…下半身を好きになる、ってちょっと変態っぽいな。言葉を選ばなきゃ!
それはともかく、夕飯を食べてお風呂に入ったら護衛交代の時間。ベルに説明をして30分ほど部屋の外で護衛をしてもらう。
昨日と今日のブラッシングで毛艶が良くなっている。さっきもスヴェンをブラッシングしたし、今日は満ち足りた1日だった。
もふもふ度UPのヨナタンが帰って入れ替わりにベルがそばに来る。
「ごめん、今日はたくさんブラッシングしたから明日ね。」
と言ったらものすごくガッカリさせてしまった。仕方ないなぁ。代わりに抱っこさせてあげよう。
護衛に抱っこされるって怪我とか病気とか救出された時しかないし、ボクが楽だし。子供抱っこされてよしよしと頭を撫でるとプルプル震えている。
「鼻血出したら終了ね。」
「出しません!絶対出しません!」
「あ…」
ブンブン頭を振ったので猫耳がボクの鼻を掠めた。ベルはびくん!と硬直して、鼻血を出した。猫の耳毛は敏感だよね。
鼻を押さえながら敗北感に浸っているベルはちょっと可愛いので頭を撫でてあげた。
ベルの鼻血はすぐ止まったよ。ボクは書き取りをして就寝。お休み〜。
朝ー!
んー!と伸びをして笑顔で挨拶するとベルのしっぽが嬉しそうに揺れる。しっぽが揺れるのは可愛いから押さえつけないように言ってある。
獣の本能のままに見えるから獣性の濃い人ほど押さえつけたがるみたい。もう、本当に残念!!
朝食の時に王子に騎士団の指導について聞く。ボクは剣が使えないから体術の指導にあたる事になる。暗器があれば使えるのに!
あとでちょっと短剣を借りよう。
まだボクの指導用の服ができてなかった。
そう言えば採寸してない。王子が適当に測っただけだったから朝食の後に採寸してもらう事になった。しっかりとした生地の普段用の団員服ができ次第、訓練の指導にあたる。
古着で良いよ?
ドレスも作る可能性があるから、と言われたのでどこをどう測るのか興味が出た。採寸はかのこちゃんがしてくれた。城内に専属服飾係がいるそうだ。
可愛いの作りますね、と言われて稽古着は丈夫でシンプルなのにしてくれるよう釘を刺しておく。可愛い服だと騎士団の人達が全力で戦ってくれないでしょ?
それにしてもドレスってずいぶんいろいろな所を測るんだね。既製服しか着た事ないから知らなかった。
書き取りをして休憩時間にサリューの様子を見に行く。全く痛がらずに木からひょいひょいと降りて来た。猫じゃなくて猿みたい。
「もう大丈夫そうだね。」
「ありがとうございます。」
「サリューとは友達になりたいから敬語いらないよ?」
「えっ、でも…」
「お願い!!」
ボクのお願いに周りを見回して助けを求めるサリュー。お父さんはブンブン首を横に振ってダメだと言ってる。かのこちゃんは呆れ顔、ベルは何だろう?変な顔してる。
「男同士なんだからいいでしょ?」
今日はハーフパンツにハイソックスで男の子の服だしね!
…人間だったら顔赤くなってるんじゃないかな?握った掌から伝わる鼓動が早いもん。
今度は庭師の手を握って言う。
「ダメなの…?」
「う…あの…、お心のままに…」
うるうる上目遣いの勝利だよ!
「これでもう誰も反対してないでしょ!チハヤって呼び捨てね?敬語もなし!」
「…わかった。わかったから…手を放してくれ。」
照れなくても良いのにー。
「お休みの日はいつ?ピクニックに行こうよ!」
サリューに決まった休みの日はなかった。だから庭師さんと話をして明日か明後日、ボクの都合に合わせてくれるって。今の所、差別もあるみたいだからピクニックの方が良いよね。お弁当作ってもらおう!
…甘えすぎだろうか。
ニルスから王子へ伝えてもらったら明後日と言われた。またついてくる気?
執務室に突撃して確認する。
「王子のスケジュールは関係ないよね?」
ぐっと詰まって視線を泳がせる王子。
「明日、出かけます!」
宣言して執務室を出て、サリューに伝えに行く。歩きながらかのこちゃんにお弁当の話をしたらかのこちゃんが作って来てくれると言う。良いのかな?
「私も明日は休みをいただいて、個人的にご一緒してもよろしいですか?」
もちろん!
でも何で個人的に?
「その方がチハヤ様を可愛がれるではありませんか。」
今は侍女としての節度を守っているらしい。
そーだったのか。
「うん、一緒にピクニックに行こう!」
ニルスと護衛もついてくるから5人でお出かけだね!町を出るまでは目立たないように馬車で行って、それから歩いて行く計画だ。
いっぱい遊ぼう!




