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転生した一日目を思い出してみる。後編

"、、、明治時代"

なんか行くか迷ってる自分が怖い。フロイトが言うには死なない程度のチカラはくれるそうだし、昔の日本にも少し行ってみたいかもしれない。

"仕事はしてもらうわよ、調査官としてね。まぁでもかなり忙しくなるわね。なにせ日本はあなた1人に任せるつもりだし外国の調査官とも連携とってもらうからね"

まぁそうか、どこへ行っても労働はしないといけないよな

"だから、学生として転生させようかしら。特に学生はすることないだろうし"

"さっきから転生って言ってるけどそんな簡単にできるの?"

"いやできないわ。だからあなたのそのカラダを生贄にして別次元に輸送するの。その途中であなた自身の情報は書き換えられる。別次元への変換によって"

"ごめん、ちょっと分からないかも"

"簡単言えば、ただでは転生できないの。無から有は生み出せないの"


、、難しい。簡単に言われてもなんのこっちゃ分からん。この話は切り上げたいな。

"神様が与えるチカラはどんなものがあるの?"

"そんななんでもはできないのよ。詳しくはあなたには理解できなそうだから省略するけど、、。うーん、たとえばこれとか?"

そう言ってフロイトはジーパンから文庫本を取り出した。

"これはね「知識の総体」なんだけど、アタシ達は転生によってモノを持ち出せない代わりに、知性なら与えられるのよ。"


はぁ?知性を与える?、、バカって言われてるのかな

"アタシ達はモノを作れない代わりになんでも知っているの。だからモノを作るのはあなたたち人間に任せているの""アタシ達はモノなのよ。神はモノなの。"

"はぁモノ、、神様はモノ"

神がモノとはなんか信じられない。ホントかどうか分からないけど

"調査官は人類の滅亡を止めるためにいるの、今のままだとどの次元の地球でも人類は戦争で人類が滅びている。あなた達の仕事はある時代のある次元の地球の、ある場所で決定的に人類を滅ぼす瞬間を止めるためにいるの"

なんで神様はそれを止めたいんだろう、平和主義者か意外に。意外でもないか。

戦争は嫌だもんな。

"それもあるけど、単純にアタシ達がいなくなっちゃうの"

"、、、"

"さっき言った通り、アタシ達はモノであり、アタシ達はモノを作れない。""うん"

"ここまで言ってまだ分からないの?"

"へ?分からない、どうゆうこと?"

フロイトは言う。"あなた達人間が神を作るのよ、未来で"

"、、、"



分からん

"まぁいいわ、とにかくアタシ達も緊急事態ってワケ。あなたにはこの本の内容を少し与えるわ。この時代は文明が発達しきってないから、科学技術のページをあげるわ、えぇとちょっと待ってね"

文庫本の半分くらいのページで一枚ちぎった。

"フロイトさん、俺まだ行くって言ってないよ"

"えぇ!行かないの!?もうちぎっちゃったよ。もう行ってから考えなさいよ"

"いやでも帰れないんじゃないの?"

"、、、"


帰れないじゃんコレ

"名前はどうする?見た目は良い方がいいのよね、あなたあんまり世渡り上手じゃなさそうだし、"いや帰れないの嫌だよ

"見た目良ければなんでも許されるから。できるなら男女に好かれるような見た目がいいから中性的な感じにしましょう。"帰れないの嫌って言ってるよ!

"みやうなんか良いんじゃない?猫の鳴き声みたいで"

"、、"

"まだ行きたがらないの?もう良いじゃない、疲れるのよ。あんたらみたいなのと話し続けるの。"


あんたらって、、行っても俺の得になんもないんだよ。

"うーん、例えばこの科学技術のページは交通手段の乗り物ついて書かれているの。これを転用すれば、当時ないバイクだって作れるの。本当は暗殺用の高性能ピストルを作るためなんだけど"

な、、なるほど

"それにあなた現実での未来も良いことないわよ、子供もいないわ"


特に生き直したいとかないんだけどな。別に俺は俺で幸せっちゃ幸せだしな。 ちょっと子供がいないのはショックだけど...どっちの世界の方が良いんだろうか。やりがいだけで言えばテンセイした方が面白いことはありそうかもしれない。ただ明治時代、別次元とは言え戦争が起きる時代だよな、、迷うな。



"行こうかな"

"了解、じゃあ手を出して"そう言ってフロイトがそのページを俺の手に乗せた。その瞬間、眩い光とともにページの端から溶けるように消えていった。

"tE.J-w2M-dC""じゃあ着いたら連絡して"

"、、、もう?"

言い終わる間も無く、今度は自分のカラダが足から光とともに消えていく。



時間にして30秒くらいだった。

猫島みやう、別次元の地球に上陸。


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