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言葉を語る言葉/つまるところは
『言葉を語る言葉』
言葉が言葉を語っている。
ネオンの看板、誰かの泣き声、誰かの怒鳴り声。
草木が言葉を語っている。
匂い、色、揺れ方。
僕らと言葉は切っても切り離せない。
僕の憂鬱そうな足音が、一つの言葉として、またこの街に消えていった。
『つまるところは』
結局僕が言いたいのは、
生きるか死ぬかしかないってことなんだよ。
首を括るか、括らないか、
人生の選択ってのはそれだけだ。
僕は未だに首を括る選択が出来ずに、
毎日死ななくてもいい理由を考えて、
詩を書き続けてるんだよ。




