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つかれたー
リコ視点。
はあ。まさかこんなことになるとわ。壊れた眼鏡を膝において、ちびちびとジュースを口にする。
「リコの素顔、ばれちゃったね」
「うん。ってかさ、リュートってあたしの祖父さまとか、父さんとか知ってたの?」
「ああ、それは僕の母方の伯父が桔祥さんの秘書をしているから。ああ、リコのお祖父さんのほうの」
「ほえ?」
「ただ、僕と伯父は似ていないし、姓も違うから気がつかなくても仕方はないんだけどね」
「はー」
以外なところに接点が。
「だけど、リコも知らなかったの?」
「おう。ふつーのサラリーマンだと思ってたよ」
実際家は普通の一軒家だし、家族三人で暮らしていて特別なこともなかったし……。
「……ま、そこら辺はあとで親と話すことにする」
「その方がいいね。いまは、文化祭を楽しんだ方がいい」
「楽しむのはいいんだけどね、おいかけっこは午後の2時からだっけ?」
「そう。まずは全体を軽くまわって、それから本格的に逃げてもらうことになるよ」
「制限時間が一時間なんだよね。絶対に逃げ切ってやるからね」
「今度こそ、自力で捕まえるよ」
ふっふっふっ。二人して不適に笑って、コップを片付けて巡回に戻った。
そう簡単に捕まってたまるか!
次回、おいかけっこ開始!




