小論文と作文の違い。
9月3日 情報科教室にて
真司 弘美、そういえば試験はうまくいったの?
弘美 なんとかね。
真司 発表は?
弘美 あさっての5日。
ドキドキする。
真司 弘美は成績も良いし、面接で失敗してないなら、
大丈夫だよ。
弘美 でもね、実は小論文が少し心配なんだ。
誰にも言ってないけど。
真司 書けなかったの?
弘美 一応全部書いたんだけど、
的を得ていなかった気がして。
真司 題名はなんだったの?
弘美 2020年の情報科社会に必要なもの、
だったかな。
真司 また、難しい題名だね。
弘美 車にも家にも何もかもコンピュータが取り付けられる。
でも、人間がものを考えなくなるって感じで書いたんだ。
真司 書けているんじゃないの。
弘美 でも、あとで考えると何も論理的なことが
書かれてないのに気づいたんだ。
真司 論理的?
弘美 東京から戻ってきて心配だから、小論文の意味を
調べたの。
そうしたら、論理的であること、
起承転結がしっかりしていること、
それと・・・
結論が導き出されていることって
あったんだ。
全然できていない。
真司 作文とは違うの?
弘美 就職試験は作文なの?
真司 そうだよ、求人票にも作文って書いて
あるし、高校生相手だから、
そんなにすごい文章を望んでいないと
思うけどな。
大学も一緒じゃない。
弘美 どうなんだろう。
そこがわからないの。
真司 作文って、何を書けばいいんだろう。
弘美 作文についても調べてみたら、
自分の経験に基づき、感じたことや考えたことを
書くんだって。
真司 違いが難しいね。
でも、内容がしっかりしていれば大丈夫じゃない。
弘美 なんか真司に大丈夫って言われても、
全然安心ができないよ。
(つづく)




