15話 海の中の飼い猫
にゃーはかくして 飼い猫になったにゃ 最初にあった女の子
言葉は通じないけど 何度か口にしてる単語から ホロロちゃんと呼ぶことにしたにゃ
「ほろろ~おはよ~海藻取り手伝うにゃ~♪」
「ほろろろろ~ふゅほ ふゅーふゅりゅりゃふ」
日々の会話はこんな感じで 全く通じ合ってない気もするけど
なんとなく おはよう 今日も可愛いね さぁ お出かけしよう って言ってる気がする
可愛いと言われたら仕方ないにゃー ホロロのお仕事手伝うかにゃ~
ホロロ達の居住区は海中
深さ20mぐらいの所にいくつか空気だまりのドームを作って暮らして居るにゃ
いろんなドーム?部屋?があるけど 変わってるなーって思ったのが
中に沢山の棚があって 縄梯子がある 物置みたいな所
腕の力だけで縄梯子を昇って行って 腰の網に入れてる収穫物を棚に仕舞っていくにゃ
木の上で生活する猿が手を進化させて人間になったみたいに
人魚になったルーツもそんな感じなのかな~?って思ったにゃ
最初に会ったジャングルジム畑で海藻の回収 見よう見まねで同じことをして
ホロロに手渡ししてたら 腰に にゃーの分の網も付けてくれたにゃ
わーい 沢山集める~♪
にゃーは賢いので ホロロが集める時 取り過ぎないで間引いて集めてるのを見抜いてたにゃ
元々野良でワカメを集めてた時も 根こそぎ回収したらヤバイ気がしてたから その経験が活きたにゃ
海藻ばっかり集めてたのに 食卓に出てきたご飯は 綺麗に盛り付けられた魚介類や 謎の加工食品だった!
にゃーの想像より凄い文明があるっぽいにゃー あっちこっち見て回りたいー




