第53話 勇者の柊雷 こゆきのお話 ♤ 4 ♤
誤字脱字、抜文、説明不足・言葉の選択間違いが目立つと思います。
読んで、楽しめて頂ければ幸いです。
「大丈夫ですか?まだ歩けますか?」
私は、後ろを振り返りながら少女に話しかけます。
私は、火魔法を使い辺りを明るく照らしながら歩いています。
私が気にかけているその少女はサント国の王女に本来なら、1番近かった王族の血をひく女の子、サンルーナです。
サンルーナは身長145cmと小柄な女の子で、顔もりんごのように小さく童顔そのものでした。
流石にりんごの大きさではないですよ?
そんな人いたら、人じゃありませんよね?
赤ちゃんや童話の親指姫ならまだしも。
少し時間を遡りますが、私は牢屋に辿り着いてから、部屋の中を見渡しました。
部屋に入る前に、見張りの騎士から牢屋の鍵は着服しました。
『てへっテヘッ』
見張りの騎士を、亡きものにしてレベルアップを図ろうかと思いましたが、この人に直接危害を受けたわけではないので亡きものとすることはやめておきました。
そして、囚われていた女の子サンルーナを見つけたのです。
エヘン。私偉い。
サンルーナのいた牢屋の鍵を開けて、助け出してから、
『逃げ道を知っていますか』
と聞いたところ、知っているようでした。
私は空かさず、サンルーナに逃げ道を使って逃げようと話しました。
サンルーナは2つ返事で承諾しました。
どうやらサンルーナは亡くなられたサント国の元国王様の実の娘であり第1継承権を、持っていたのですが、今の豚国王(アイレックスの弟に当たる叔父)に死んだことにされ牢屋に閉じ込められたようです。
サンルーナが奴隷の腕輪をしていないので気になって聞いてみたのですが、(牢屋に、入れるなら奴隷の腕輪をつけたほうが安全じゃないかなーと思ったからです)本来奴隷の腕輪は各国が、1番優秀な宮廷魔術師の魔法を腕輪に込めることにより作られているようで、王族の血を引くものには、奴隷の腕輪は適用外とされているようです。
そのため、サンルーナには奴隷の腕輪をつけられてなかったのですね。
サンルーナの母親は、サンルーナを産んだ後に病気になり、お薬大国のムント王国に少ない配下と共に暮らしていると教えてくれました。
サンルーナと私は、その王族しか知らない抜け道を進んで逃げています。
抜け道の入り口は城の中にある図書館の絵画の裏でした。
少しわくわくしてしまいました。
モンスターが現れずにいてくれてることが救いですね。
サンルーナは、日々の食事の少なさに、身体も、か細く、力が出ないような印象を受けます。
年齢は私と同じで15歳のようです。
ですが、この世界は1年が300日のようなので、サンルーナは日本では12歳程と言うことになりますね。
30分位歩いたでしょうか?
とうとう、出口についたようです。
ですが、運が悪いようです。
出口の近くには、モンスターがいます。
日本でいうオオカミのようです。
サンルーナはボソリと『マリンウルフ Dランクです』と言っていました。
マリンという名前から見る限り、水魔法が使えることが、推測できますね。
ということは、雷が弱点の可能性が高いです。
私は魔法纏術を使って、Aランクの雷魔法、クイーンボルトを全身に纏います。
すると、私の周りには、『パチンッ パチンッ』と電気が漂い始めました。
私は、マリンウルフにパンチを繰り出します。
マリンウルフへのパンチ1発で簡単に倒すことができました。
実質、パンチが当たったというより、パンチを向けた方向に長さ2m程のこぶしサイズである大きさのようなもので倒しました。
『さすが、勇者様です』
とサンルーナが呟きます。
マリンウルフはどうやら、森の中にいるパンツと靴を履いた男の人の肉を食べていたようです。
パンツと靴の残りの数を見る限り、5人分のようです。
5人組の男がマリンウルフ1体に殺られてしまったのでしょうか?
Dランクのモンスターはそんなに強いのでしょうか?
それを1発で倒した私は、強すぎるのでは?
いろいろな考えが頭に浮かびます。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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マリンウルフが食べていたのは、勇越夢がミーシャを助けるために倒した男たちです。




