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推しの考えがわかりません

「…はぁ」


父に命じられ、勉強は増えて更に窓は全部カーテンを閉められるという事になった。


「何考えてるのか全然わからないわよ…」


思わず愚痴がこぼれる。勉強が増えた結果、中々ラギにも会いに行けなくなってしまったし舞踏会に出るということはラギに自分の正体がバレるかもしれないと言うことだ。


「お父様と仲良くなりたいけど…でも今の生活も悪くはないのよね…」


そう、そもそも勉学に励むのは一国の姫として持っていて当然な知識をつけたかったから。それは間違いないし私も頑張ってる。けれど勉学に励まなければ城に戻れないという事だが、逆に言えば教養を一通り学んだら城に戻るという事になり城に戻ったらラギとお別れになるということだ。


「…それは、嫌だな…」


ラギとの日々が思いの外私にとって大切なものだったらしい。これを手放したくないとまで思っているようだ。けれど父こと推しと仲良くなるという目標がある限りそれは避けては通れない。


「…頑張るしかないか、今の私には…」


すると窓の外からノックする音が聞こえた。カーテンをこっそり開けると、そこには一羽の鳩が居た。


「あら、どうしたの…?ん?」


鳩の足に何かが結びつけられていた。窓を開け、それを外してみると一枚のメモだった。

メモには『レティ、俺も舞踏会の練習を頑張るからレティも勉強頑張ってな!』と書かれていた。


「ラギ…」


思わず泣きそうになる


「鳩さん、少しお待ちになって。」


そして私は返事のメモに『当然ですわ!お互い頑張りましょう!』とだけ書き、鳩の足にくくりつけた。


「鳩さん、ラギの所に届けてくださいまし!」


こうして鳩は飛び立った。


運命の舞踏会まであと半月、頑張らなくては。

今回は少し短め(最近 サブタイトル がネタ切れ気味…)。ついに次回運命の舞踏会回です。頑張れモルドレッタちゃん。

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