魔神教の階級
説明回です。
重要な内容なので、しっかり読んでいただけると幸いです。
誤字、脱字がありましたら報告していただけると幸いです。
「貴女、魔神教と会ったことがあるの?」
「…なんのことかしら?」
「自分で言ってたよね?『前に見た魔権と似た気配を』って。」
しくじったわね。
魔神教との関係を詳しく聞かれると、私達が女王候補である事がバレるかもしれない。
「どんな奴だったか教えて欲しいの。」
「…」
「駄目かしら?」
私達の正体がバレるような情報を流さない様にすればいい。
慎重にやれば問題ないはず。
「少しだけなら…」
「ありがとう。早速だけど、どんな魔権を使ってた?あと数も。」
「物理無効、魔権は一つだけ。」
アルスは物理無効以外の魔権を使っていなかった。魔権はそれだけなんだろう。
「それじゃあ、ペンダントをしていたはずだけど、何色だった?」
「黒だったわね。」
「黒ね…」
色はどんな関係あるのだろうか。
「名前は?」
「言えない。」
「そう…特徴とかは「言えない」…」
名前と特徴は、正体がバレるような情報になりそうだからNG
「冒険者で言うとどれくらいの強さだった?」
「Aランクくらい。」
マラフィは、顎に手を当てて考えている。
そして、目を瞑り息を吐いたあと、
「その魔神教、階級はそこまで高くないわね。」
「は?」
「本人の実力は確かだけど、適性がなかったようね。」
ああ、なるほど。
あれが弱いなんて事になったら、魔神教ってどれだけ強いのよって話しね。
「それで、魔神教の階級についてだけど、ペンダントの色で分かるわ。」
ペンダントの色が階級に繋がるのね。
アルスは黒だったけど、どれくらいなのかしら?
「『魔神教の階級』
ペンダントの色で階級を表しているの。
『白』 『守門』
一番下の位で、魔権も大した事がない。ただ、適性が無いだけで、本人は強いこともあるから注意ね。」
魔権を持っただけの雑魚って訳か。
多分、誰でもなれる階級なんだろうね。
「次、『黒』 『助祭』
下から二番目の位で、魔権も全然対応可能な範囲よ。貴女達が戦ったのは、本人が強かっただけで、本来そこまで強くないわ」
なるほど、アルスは例外だったのね。道理で強い訳だ。本来なら苦戦しなさそう。
「次、『紫』 『司祭』
三番目の位、ここから強いものが増えてくるわ。魔権を2つ持っていることも出てくるしね。まぁ、貴女達なら問題ないはずだけど。」
まだ、余裕に戦えるわけね。
「次、『青』 『司教』
四番目の位、ここから一気に危険度が跳ね上がるわ。冒険者で言うなら、Cランクって言ったところね。魔権も強力な物が増えてくるわ。」
Cランク…まだ、余裕はありそうね。ただ、魔権には気を付けないと。
「次、『紺』 『大司教』
最低でもBランク、基本的に準Aランクの強敵よ。魔権も強力で、即死とはいかなくても、簡単に死に至る魔権を持った奴がいるらしいわ。」
準Aランク…私達と互角。魔権も最悪即死するものまであんなんて…危険ね。
「次、『緑』 『枢機卿』
Aランクの怪物達の集まりよ。かつて、たった一人の緑の魔神教が小国を滅ぼした事がある、とされているほど危険な存在よ。魔権も即死級、厄災級のものを持っていると噂されているわ。」
小国を滅ぼした…出会ったらすぐに逃げないと。
「次、『黄』 『教皇』
世界に十人しかいない怪物。Sランク冒険者が復帰不可能な傷を対価にようやく倒した、という記録があるわ。出会ったらすぐに逃げなさい。」
Sランクが対価を払う…どんな化け物なのよ。
「次、『橙』 『使徒』
記録では、300年前、勇者と3人のSランク冒険者が戦ってようやく倒したと言われてるわ。個人で、大陸を滅ぼせるとも言われている程危険よ。」
個人で大陸を…桁が違う。
「数は何人いるの?」
「13人よ、こんなに強いのに『教皇』よりも数が多いなんて…頭が痛くなるわ。」
13、不吉な数字ね。
「最後に、『赤』 『教祖』
魔神本人何じゃないのか?という噂があるほどの化け物よ。魔権はわかっているだけで、『不死身』『生体破壊』『元素破壊』『劣化』『腐食』『神聖無効』という、恐ろしいものばかりよ。」
魔神本人の方が納得出来るわ。
一体何者なのよ?
「そいつ、何者?」
マラフィは、残念そうな顔をして。
「わからない。『教祖』に関する情報は秘匿されていて、一部の国王、皇帝しか知らない。あと知っているのは、冒険者ギルドの総括だけよ。」
「そう…」
「ただ、伝説として遥か昔、精霊王と、複数の神を相手に戦い、なんと勝利したという、伝説があるの。あまり信じられていないけど、私はあり得なくはないと思っているわ。」
魔神本人と解釈される事がある程の存在なら、勝利していてもおかしくないわね。
気が遠くなりそうな話しね。
魔神教、思ってた数十倍やばい連中ね。
新しい小説を書こうと思っているので、明日は蜂の投稿をしないかもしれません。




