仲直りさせてあげよう
誤字、脱字がありましたら報告していただけると幸いです。
「おはよう…ずいぶん疲れてるみたいね。」
「ええ。」
「理由は…昨日の話しを聞いてる感じ…」
マラフィは、複雑そうな顔をしている。
そうだよね、フラレたばっかりだしね。
「サフィーちゃんずいぶん元気そうだけど?」
「サフィーは、化け物だから…」
「誰が化け物ですか!」
実際、女王候補だし…はぁ、疲れた。
今日こそゆっくり眠れる様にしないと。
そのためにも、マラフィの恋を成功させないと!
「孤児院はすぐ近くだし、早く行きましょう。」
「はい。リララ…」
緊張してるね、まぁ、フラレた相手に会いに行くんだから緊張するのも当然か。
「…」
「どうしたの?何かあった?」
「ノックするのが怖いの。代わりにしてくれない?」
ノックくらい…まあいいか。
私は、マラフィに代わっわってノックする。
「はい。」
この声は、リララだね。
「あら、ビーノじゃない。サフィーも一緒に…」
「あー、一週間ぶりだね、リララ。」
「マラフィ…何のようかしら?」
これはまずいね、まだ怒ってる。
復縁は難しいんじゃ…
「あー、リララと話したい事があって、一人じゃちょっと怖かったから、ビーノ達に一緒に来てもらったの。」
「ふーん。取り敢えず上がって。」
リララは、孤児院の中に入れてくれる。
「それで、話したい事って?」
「あの時は、本当にごめんなさい!もう一度ちゃんと謝っておきたくて…」
「それなら、わざわざ二人を連れてこなくてもよかったでしょ?」
頑張れマラフィ!
本来部外者の私達は、強く言えないから。
「リララが私にいい感情を持ってないことはわかってる、でも、私はリララとやり直したい!」
「…」
「嫌なら、また、友達からでもいいから、お願い!私はリララとまた過ごしたい!」
さて、リララはOKしてくれるかな?
…ん?アレは…
「嫌よ。」
「え?」
「嫌って言ったの。友達からやり直す事もしない。」
「そんな…」
返ってきたのは、明確な拒絶。
しかし、私はそのことの、10倍気になる事があった。
「リララ、その黒い気配は何?」
「ビーノは黙って…黒い気配?」
私は、リララから、禍々しい黒い気配を感じていた。
共鳴で探ってみるか。
「リララ、ちょっと我慢してて。」
「え?」
私は、リララに共鳴を使う。
これは…間違いなさそうね。
「サフィー、『共鳴』を使うわ。」
「え?はい。」
私は、サフィーに共鳴を使って聖属性を操る。
「サフィー、いつでも回復魔法を使えるようにしておいて。リララ、ちょっと痛いけど我慢してね?」
「え?な、なに!?」
私は、共鳴で見つけた『モノ』をめがけ、リララの体に手刀を突き立てる。
「ビーノ!?」
「お姉様!?」
私は、『モノ』を掴むと手を引き抜く。
「サフィー、回復魔法を!」
「分かってます!」
私は、サフィーに回復魔法を使わせると、掴んだ『モノ』を見る。
「リララ!大丈夫!?」
「う、うん。大丈夫。」
「これで、問題ありません。それで、お姉様…」
全員が私の方を向く。
私は、掴んだ『モノ』を見せる。
「『コレ』がリララの中で悪さしてた。おそらく、精神誘導系の何か。」
「精神誘導系…お姉様は何だと思いますか?」
「…私は、『魔権』だと思うわ。」
『魔権』、魔神教が使う技。
かつて、アルスが使っていた魔権と似たような気配を、『コレ』から感じる。
「『魔権』って、魔神教が使うというあの…」
「ビーノは、どうしてそう思うの?」
「前に見た『魔権』と似た気配を『コレ』から感じるの。」
マラフィは、私が掴んでいる『コレ』を見つめる。
そして、顔をしかめて、
「これが私達の仲を…!」
「潰す?」
私が質問すると、
「「潰して」」
リララまで、言ってきた。
私は、『コレ』を握り潰す。
『コレ』は、聖属性と大量の魔力に負けて消滅する。
「これで、二人の仲を引き裂いた元凶は排除出来た。これからどうするかは、貴女達しだいよ。」
その声に、ハッとした二人は、顔を合わせて恥ずかしくなったのか、すぐに顔をそらす。
「…ごめんなさい。」
リララが謝る。
「別れるなんて言って。」
「…別に良いよ。」
魔権の効果が無くなった事で、これ以上溝が深くなる事は無さそうね。
「仲良さそうですね。」
「もともと、何年も付き合っていたんだもの、あれくらい仲が良くてもおかしくないわ。」
この調子なら、復縁も問題なさそうね。
すると、サフィーが抱きついてくる。
「どうしたの?」
「私もビーノお姉様とイチャイチャしたいです!」
「…はぁ、こんな昼間から発情しないの!!」
私は、思わず怒鳴ってしまう。
その様子に、マラフィとリララは、微笑んでいる。
「私達も、あれくらいの関係になれたらね…」
「そう?じゃあ今から抱いてあげようか?」
「ええ、よろしく。」
それを見たサフィーは、
「お姉様!私達も負けてられません!」
「いやいや、別にいいから!昨日沢山かまってあげたでしょ?」
「むぅ、どうして駄目なのですか?」
くっ!この子、誘惑が上手になってきてる。
「こんな昼間からやることじゃないでしょ?」
「むぅーーー!」
「かわいい声を出しても駄目。」
でも、頬を膨らませたサフィーもかわいいわね。
結局、何とか我慢させることに成功した。
サフィーは、かなり不機嫌そうだけど。
「そういえば!」
マラフィが私に指差してくる。
「貴女、魔神教と会ったことがあるの?」
そんなことを聞いてきた。
最近、納豆にはまってます。
皆さんも納豆はいかが?
卵、ニンニクチューブ、ごま油、濃い口醤油の組み合わせが個人的におすすめです。
きざみネギを入れても美味しいかもしれません。
…小説全く関係ない話ですね。




