VS冒険者 3
今回は戦闘というよりも・・・
欲しかった情報も手に入ったし、連携の取れた冒険者の厄介さも分かったし、こいつらから得られそうなものはもう無いかな?。
私は、身体強化を全力で発動させる。
それだけではない、大剣を収納し代わりに精霊剣を取り出す。
あっ、そうだ!これも言ってみたかったのよね!
「遺言なら聞くけど、何か言い遺すことはあるかしら?」
うひょー!カッコイイー!
さて、何て返して来るかな?
「そうか、なら言わせてもらおう。」
おや?、諦めちゃたかな?
「そこをどけ!、クソビッチ!!」
・・・
・・・・
・・・・・殺す!!
私は殺気を隠そうともせずに睨みつける。
でも、絶対楽には殺さない!
じわじわと嬲ったあとに殺す!
私は全力の爆炎球を100発以上撃ち込んだ。
これは、結界を張っても防ぎきれない。
すると肉が焦げた様な臭いがする。
臭い。
ゴミ(人間)が焼けるとこんなにも不快な臭いがするとは。これ程不快な気分になったことは無い。
ゴミ(人間)は、焼却処分しないと。早くこの不快感の元凶を断たないと。
さすがに死んではいないだろう。
なら、もう一回聞いておかないと。
もし、同じことを言うようなら、炭になるまで燃やしてやる。
煙が晴れたそこには、致命傷とはいかないが、ボロボロの冒険者達がいた。
「人間風情が、誰が何だって?もう一回言ってみたらどうだゴミ共。」
私は、ドスの利いた低い声で、脅す様に話しかける。
さぁ、どう答える?人間。
「聞こえなかったのか?、ならお望みどうりもう一回言ってやるよ!」
リーダーの男は、全員に目を向けたあと、
「「「「そこをどけ!、クソビッチ!!」」」」
3時間後、肉が焦げた様な臭いを嗅いだ冒険者がやってくる。
そこには、
焼け焦げた大地の中央に、4つの、炭と灰の塊があった。
冒険者達は、回復魔法を使用して、三十分以上拷問されたあとに炭にされましました。




