人間の街の会議
人間サイドの話しです。懐かしい人が登場しますよ。
とある街の大きな屋敷にて
「それは本当かね?」
「はい。この目で見ました!」
そう話すのはこの街の領主と主人公が逃した学者だった。
それだけではない。冒険者ギルドのギルドマスター、街の教会の司祭、魔術師組合の支部長、この街の重役達が集まっていた。
「マンイータービーの女王候補か、厄介なことだ。」
ギルマスが頭を抱える。
「しかし、もうすぐ秋が来る。新しい女王はもう決まっているのではないか?」
司祭が質問する。
「新しい女王が決まるのは初夏だ。その女王候補は羽化してから一ヶ月程度だろう。」
「そうなのか。」
部屋に沈黙が訪れる。
「攻めるなら働き蜂の少ない冬か。」
領主が攻撃のプランを立てる。しかし、
「辞めたほうがいい。」
領主のプランを否定するギルマス。
「どうしてだ?」
「千の働き蜂よりも一匹の女王候補のほうが危険だ。不特定多数の女王候補がいる冬は辞めたほうがいい。」
「そうか…」
再び部屋に沈黙が訪れる。
「ではいつ攻めるのですか?」
沈黙を破ったのは魔術師組合の支部長だった。
「…初夏だ」
「何だって!?」
「攻めるなら初夏だ。」
ギルマスの以外なプランに全員が驚愕する。
「しかし初夏は新しい女王が決まる時期ですよ!?。」
「新しい女王が決まるからこそだ。」
訳が分からないと、学者が言う
「働き蜂は少ないが不特定多数の女王候補がいる冬よりも、働き蜂は多いが女王と新しい女王しかいない初夏に攻めるべきだ。」
「なるほど」
全員が納得する。
「では初夏に攻めることにする。反対の者は?。」
反対する者はいなかった。
こうして巣を、攻める計画が練られ始められた。
しかし、このことを主人公が知ることは無かった。
必要なことは書いたので襲撃される前まで時間を飛ばします。




