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バケツ

前回は精霊術に関する説明を入れたことで、かなりつまらない内容になってしないました。これからは、わかりやすく、面白い内容に出来るように、努力したいと思います。

精霊剣を手に入れた私は、ご飯を食べに行くために働き蜂にロイヤルゼリーの保管室に案内してもらっていた。


いや、この巣広すぎない?。

もう十分近く飛んでるよね?。

いい加減疲れたんだけど、まだ着かないの?、ロイヤルゼリーの部屋。

そんなことを愚痴っていると、そこそこ広い部屋に着いた。

部屋の中央にプールのような物があり、その中には、

「もしかして、あれ、全部ロイヤルゼリー!?」

25メートルプールと同じぐらいの大きさがありそうなくぼみには、ロイヤルゼリーがたっぷり入っていた。

「わ~い、ロイヤルゼリーが食べ放題ー!。」

そんなことを言っていると周りの働き蜂が騒がしくなってきた。

「これ、何が起きてるの?」

私は、案内してくれた働き蜂に聞いてみると。

「え~と、ロイヤルゼリーが食い尽くされるって騒いでる?…そんなに沢山食べないよ!。」

働き蜂から返ってきた答えに思わずツッコミを入れてしまった。

働き蜂が騒がしいので、バケツ一杯分のロイヤルゼリーを集めると、すぐに部屋に帰ることにした。

「そういえば、このバケツどこから持って来たの?」

明らかに人の手が加わっている形をしていたので思わず聞いてしまった。

「人間の村を襲った時に持って来た?。それいつの話しなの?」

私は返ってきた答えを聞いて冷や汗を流した。

蜂が、人間を襲ったことではない。これだけ大きな蜂なら人の一人や二人襲っていてもおかしくないからだ。

私が冷や汗を流した理由は、ここに、冒険者が来ないかということについてだ。

人間にどんな化け物がいるか分からない以上、一番狙われるのは、女王蜂であるお母様や女王候補の私達だからだ。しかし、

「襲ったのは2年前、ね。よかったー」

2年も前に襲っているのにこの巣が残っているということは、大丈夫、ということだろう。

「でも、いつか人間を殺さないといけなくなりそうだなね。」

その時、私は躊躇わず人間を殺せるだろうか?

いや、私が生き残る為に殺さないといけないだ。

次回から戦闘描写を入れる予定です。

楽しんでもらえたら幸いです。それではまた~。

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