加護を手繰る時限令嬢
侯爵令嬢であるシエールは三歳の時、母と一緒に乗った馬車で接触事故にあってしまう。
その相手が王家だったことが、残されたシエールを過酷な生活へと突き落とす。
誰の助けも得られずに、下された命は…。
――― 十六歳までになんらかの加護を発動することができなければ、侯爵家を取り潰すこととする。
没落までのカウントダウン、人々はこの令嬢を「時限令嬢」と呼んでいた。
その相手が王家だったことが、残されたシエールを過酷な生活へと突き落とす。
誰の助けも得られずに、下された命は…。
――― 十六歳までになんらかの加護を発動することができなければ、侯爵家を取り潰すこととする。
没落までのカウントダウン、人々はこの令嬢を「時限令嬢」と呼んでいた。