7話:冒険~前編~
~この作品を読むにあたっての注意事項及び謝罪~
※趣味と気分で描いた作品ですので、非常に読みにくいかもしれませんが、目をつぶる等の寛容な対応をして頂けると幸いです。
※更新速度は、非常に遅いと思われます。
※御意見、御感想、アドバイス等頂けたら、非常に嬉しいです。自分が好きで書いた物を他人に読んで貰えるというのは、非常に有難い事であると個人的に考えています。
※作中の文章で不快な思いをされた方、作品を読む以前に言っておきます。不快な思いをさせてしまい申し訳ございません。
~職業解説~
聖魔竜騎士:黒龍帝と白龍皇を召喚した者のみが与えられる職業。片手用直剣の2刀流が、主な戦闘スタイル。
大賢者:Sランク越えの魔法適性が6つ以上ある場合に与えられる職業。ちなみに、Sランクが、3つ以上6つ未満で賢者。1つ以上3つ未満で魔導師。Sランクが無く攻撃魔法の方の適性が高い場合は、魔法使い。補助魔法の適性が高い場合は、支援魔法師となる。
~スキル解説~
ワープ:1度行った事のある場所に移動できる。瞬間移動のようなもの。
鑑定:対象のステータスを見ることが出来る。しかし、全てのステータスが見えるわけでは、無く、名前・年齢・性別・種族・職業・サブ職業を見る事が出来る。スキルは、見ることが出来ない。
身体能力強化:身体能力が強化される。小・中・大・特大が、存在する。
魔法能力強化:魔法に関する能力が強化される。小・中・大・特大が、存在する。
武器支配:対象の武器を思いのままに操ることが出来る。
魔法融合:2つの魔法から1つのオリジナルの魔法を作る事が出来る。オリジナルの魔法は、許可した相手に対しては、教わることにより使う事が可能となる。(例:セーフティー結界)
空夜は、町を出て1人西の森に向かっていた。そして、西の森に入る前に目の前に緑色の80cm位の棍棒を持た魔物を見つけた。頭の中で鑑定と念じてみると、
名前:ゴブリンLv1
スキル:なし
と、出てきて空夜は、右手に赤色の魔方陣を2つ展開して火の玉を放った。火属性の第2段階魔法である"ファイアーボール"だ。それに、気が付いたゴブリンは、パニックになって動けなかったみたいでファイアーボールは、ゴブリンに直撃して一撃でゴブリンを葬った。すると、空夜の周りを淡い光がつつんだ。何かと思ってステータスを確認すると、
名前:空夜
年齢:17歳
性別:男
職業/サブ職業:聖魔竜騎士Lv2/大賢者Lv2
特殊スキル:身体能力強化《特大》・武器支配《片手用直剣・杖》・魔法能力強化《特大》・特殊魔法《ワープ・鑑定》・魔法融合
所持奴隷:なし
になっていた。どうやらレベルが上がったようだ。それから、森の中に入っていくと何匹かのゴブリンには、遭遇する物の中々レッドウルフを見つけることが出来なかった。
そして、しばらく歩いていると小川が見えてきた。空夜は、ちょうど良いと思い今まで倒してきたゴブリンの死体を解体し始めた。どうやらゴブリンは、鑑定を行いつつ解体しても素材は、特に発生しないで売れるのは、持っている"ゴブリンの棍棒"だけのようだ。解体を終えて小川の水を飲んでいると音が聞こえてきた。どうやら、近くで冒険者が戦っているようだ。興味を持った空夜は、様子を見に音のする方に向かった。すると、そこには、左足に傷を負った少女と3体のレッドウルフがいた。少女は、明るい茶色のショートカットで右手には、鉄の剣左手には、皮の盾を持っていた。怪我のせいかうまく動けそうになかったので助けようと少女の前に空夜は、飛び出した。すると、突然出て来た空夜に、少女は、ビックリした。
「ここは、危険だから逃げて!」
少女は、空夜に向かって言った。すると、空夜は、腰の辺りから、朝サキに作ってもらった刀を出して、飛び込んできたレッドウルフを1体を居合切りで真っ二つにした。そして、距離を取ってる2体に対して、右手に展開した1つの黄色の魔方陣で雷を放って倒した。雷属性の第1段階魔法である"サンダー"だ。
レッドウルフが片付いたのを確認して唖然としてる少女に対して、右手を差し出し紫色の魔方陣を3つ展開して呪文を言った。
「第3段階補助魔法ヒール」
すると、少女が負っていた傷が、綺麗にふさがった。
「危ない所を助けて頂きありがとうございます魔術師様。」
「気にしなくていいよ。それにしても、大丈夫だった?」
「はい。おかげさまで大丈夫です。私は、冒険者をやっているイリアと申します。魔術師様のお名前は?」
「俺は、空夜。アイリス魔道学院の生徒だ。ここには、レッドウルフの討伐の依頼でやって来た。イリアさんは?」
「私は、このへんでゴブリン討伐の依頼をこなしていました。しかし、途中でレッドウルフの巣を見つけてなんとか逃げてきましたが、逃げる前に手に持っていたリュックを巣の近くに落としてしまいました。」
「んじゃ、取りに行こうよ!ちょうどたくさんレッドウルフを倒したかったからさ。案内してくれないかい?それと、ゴブリンで良ければ、さっき解体した時に右耳をいくつか持ってるから、それが、案内してくれたお礼って事で良い?」
「わかりました!でも、巣には、確認できただけでも10匹以上のレッドウルフがいました。空夜様と言えども危ないかもしれませんが、本当によろしいのでしょうか?」
「大丈夫大丈夫!んじゃ、行こうか。」
そう言って、空夜とイリアは、歩いた。10分ほど歩いた場所でイリアは、突然手を出して空夜を止めて、小声で言った。
「あそこに、見えるのがレッドウルフの巣です。」
指を指した先には、崖があって、そこには、洞窟の入り口があった。
「案内してくれてありがとう。イリアは、危ないから少し下がっててくれないかな?」
「わかりました。」
(空夜様、本当にあんな数のレッドウルフを相手にして大丈夫なんでしょうか・・・心配です。)
と、そんなことを思っていたイリアであったが、次の瞬間目の前には、目を疑う光景が広がった。
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巣の前に姿を出した空夜に対してレッドウルフは、威嚇をしながら戦闘準備をした。しかし、そんなレッドウルフ達を余所に、空夜は、手元に緑色の魔方陣を6つ展開した。風属性の第6段階魔法の"エイルカリバー"だった。魔方陣からいくつもの風の刃が、レッドウルフ達を襲った。物の数十秒でレッドウルフ達は、動かなくなった。
(すごい。あんな簡単にあの数のレッドウルフを。)
すると、外の騒ぎに気付いたのか、巣の中から続々とレッドウルフが出て来た。その数推定で40体。しかも、まだ出てくるようだ。空夜は、心の中で試してみようと思い、ヴァイスに相談した。
『ヴァイス、10段階魔法を試してみたいんだけど、イリアに被害は、出そう?』
『補助魔法のスペースで囲えば、水と闇属性なら大丈夫だと思うぞ。』
『なるほどね。サンキュー』
『気にするでない。』
ヴァイスと相談した空夜は、少し下がってイリアに対して右手を向けて紫色の魔方陣を7つ展開した。
「第7段階補助魔法スペース」
すると、イリアの周りを黒い空間が纏ったがすぐに透明になった。
「イリアさん、危ないからその結界魔法から出ないでね。」
「わかりました。」
そのやり取りを終える頃には、レッドウルフは、70匹ほどになっていた。
(第10段階魔法の威力と範囲を試せるいい機会だ。楽しみだな。)
心の中でそう思った空夜は、レッドウルフ達に対して右手を出して黒色の魔方陣を10個展開した。
「第10段階攻撃魔法闇属性ヴァルヴェリト」
すると、いくつもの黒い魔方陣がレッドウルフ達を半球形に囲う。そして、円周状に等間隔に黒色の炎が1個1個順番に灯っていく。黒い炎が10個灯ると、中心部分に黒色の球体が現れてそれに向かって炎が集まって行った。その瞬間中心の黒色の球体からいくつもの波動が発生してそれに触れたレッドウルフ達の体が、包丁で野菜を切るように簡単に切り裂かれていく。
半球形に魔方陣が形成されてて、波動は、外には出ないのだが凄まじい衝撃波を空夜とイリアを襲った。
魔法が終わると、そこには、70体近くいたレッドウルフ達だが、生きているレッドウルフは、1体もいなかった。
最後まで読んで頂きありがとうございます!
今回の話は、ある程度構想が出来ていたので、すぐ書くことが出来ました。
そして、前書きに職業やスキルの説明を書いてみましたが、いまいちな感じです。少し途中で書き直すかもしれませんのでその際は、生暖かい目で見逃してあげてください!
文章がおかしい部分やわかりにくい部分が多々あると思われるので気づき次第修正して少しでも良い物を作っていきたいと思います。相変わらず下手な文章で申し訳ないです・・・。
こういう時に、自分の文章力の無さに、がっかりしますね!
さて、次回は、奴隷の女の子と遭遇します。どんな子か、楽しみにしていてください!
次回作品ものんびりまったりと待っていただけると嬉しいです!
(魔法や戦闘の表現難しすぎる!)←作者の心の声