第一話
主人公が出ますよ
2016年
日本
横浜市内を一台の車が猛スピードで走っていた
「ヤバいな、このままじゃ間に合わないぞ」
車を運転する、青年はそう呟いた。
「遅れたら、美歌のやつ怒るだろうな」
ため息を一つついた所でやっと目的地である自分の家に到着した。
「10分の遅刻か…」
そう言いながら、家に入った。
「ただいま」
「潤兄さんお帰りー」
と一人の女の子が抱きついてきた。
「久しぶりだな美歌それと誕生日おめでとう」
「ありがとう、兄さん」
と二人で騒いでいると、奥から母親の美央が顔を出した。
「玄関で、騒いでないで早く中に入りなさいよ」
と母親に言われた二人はリビングに入った。
リビングに入た所で、潤一は違和感を感じた。
いつも居るはずの父親の総一郎がいないのであった。
「親父は?」
「昔の部下の人に会うとかで出かけてるわよ」
そう言って母親の美央が答えた。
「兄貴は?」
今度は、美歌が答えた
「秋介兄さんは、遅くなるて電話がきたよ」
「兄貴が、遅れるなんて珍しいな何か言ってなかったか?」
「特に何も言ってなかったけど?」
「そっか…」
潤一は一瞬難しい顔をしたが直ぐに止めた
(後で直接聞けばいいか)
その一時間後
総一郎と秋介が同時に帰ってきて、妹美歌の誕生日パーティーが終わり一息付いた所で、潤一がこう切り出した。
「兄貴、今日遅かったけど何かあったのか?」
「おいおい、国防機密だぞ」
「俺だって、同じ自衛軍だぜ?その俺にも話せない事なのかよ?」
そう、新垣潤一と兄である新垣秋介は同じ自衛軍に入隊している軍人同士であった
「いや、いつも同じだったよ定期的な高麗共和国軍の戦闘機が領空侵犯してきてな、ただ」
「ただ?」
「今日はやけに、数が多くていつもなら1〜2機程度なんだが今回は4機も侵犯してきてな、それに対応したから遅れただけだ」
「そうゆう事か、で親父は?昔の部下に会ったて聞いたけど?」
「実はな、私が海上自衛隊に居た時に世話をした部下から今度編成される、機動部隊の司令官になってほしいと頼まれたんだよ、もちろん断ったが」
それを聞いて、潤一を含む家族全員が驚いた。
「なんで、親父なんだ?」
「私は現役中に、アメリカ海軍の第七艦隊にオブザーバーとして乗船して、そこで機動部隊の運用のノウハウを持っている私に依頼が来たと言う訳だ」
「当時の日本じゃ、まさか日本が空母を持つなんて誰も思ってなかったからな」そう言った、潤一自衛軍に入隊した時の事を思い出していた。




