そんなバカな世界創世記
めちゃくちゃ面倒な設定の解説回です。
この設定を話の中で説明できる気がしないのでこっちに書きました。
前提として理解していただけると次以降の話が分かるかと思います。
初めての作品なので、なにか矛盾や間違いなどはあるでしょうが楽しんでいってください。
記録によると、2050年。全会一致で可決された国際連合の世界の統治と国際競争選挙法により、5年に一度の選挙で、総合的に生産力や発展度、人気度などの指数でランキング分けされ、一位の国とその代表者は世界の主権の全てを与えられた。人々は熱に浮かされ、日々世界各地でこぞって技術と発展を競い、資源の枯渇とそれを超えて余りある技術革新が起きた。
世界各地で日々起こる技術革新で、人々が輝かしい未来へ展望していた時、それは突如起こった。(いくつかの異星生物や異星文化は察知していたことが後の研究でわかっている)
のちの根源反応と言われるその現象は、接触した世界同士が影響し合い、世界そのものが根底から変わってしまうという現象だ(一部の者には神の悪戯や神話の一節だと言われることもある)。
これにより、(私たちが理解できるように言えば、)一週間は28日になり、水素の質量数は6に、円周率は19になった(ハッピー数だ!)。
当然、旧世界の法則に縛れる私たちがそんな変化に耐えられるはずもなく、一瞬のうちに崩壊し、新たな世界の法則に則って再構成されたものになるはずだった。
しかし、不思議なことに今の世界はある程度当時の姿を世界は保っている(私たちがこうして先祖たちと変わらない姿で話していられるように)。
どうやらこの世界にはこの特異な反応に対して、生物で言えば免疫のような(不動態ができるような、引輪ゴムがもとに戻ろうとするような、などたとえ方は学者によってまちまちだが)ものがあったようだ。一瞬新たな法則に塗りつぶされ世界たが、瞬時にまた塗り替えした。概ねもとに戻った世界だが、この世界規模の大惨事で世界は変異した。
世界の根源(現代で言う源天)を中心に、無数に連なる宇宙の星々が、無限大の大きさを持った一つの星に統合されてしまったのだ。
……まぁ、この程度は些細なことだろう(私たちは今、生きていられるのだから)。
それ以上に、困ったことは私たちの住む世界(物星界)に接触した世界(七呪界)は未だ融合しようと迫って来ることだろう(まるでストーカーのようだ)。
それに対抗する為(前述の免疫や弾性力の延長だ)に世界は自身の誕生の時から現在までの情報(平行世界も含む)を旧世界で言う大気圏のように星の周辺に張った(厳密には私たちの暮らす空間とは別の空間なので私たちは基本的に干渉できないが)。
これで接触しようとする世界の成分を私たちの世界の成分に無理矢理置き換え、定期的にそれらを除去するようにした(この世界を守る殻を知殻、除去するシステム全般を世界免疫と呼ぶ)。
人の免疫が完璧ではないように、これほどの防壁でもいまだ物星界と融合しようとしている七呪界の勢いは止められなかった。後の著作、統一の七神話で語られる大災厄のように、より強く世界の力を持った異界の存在は世界免疫で存在の一部がこの世界由来にされようとも、あり余るほどの存在力で知殻に影響を与え、腐らせ、私たちの暮らす界殻、源天まで侵食し、融合しようとする。
もちろん、私たちの世界はもヤワじゃない。あまねく全ての物星界の存在に対して存在と情報の保存を行い、保護を行う四次元物質、インフォトンを生成、情報ある程度があつまる存在にはインフォトンが集り、魂を構成するようになった。(これを持つ私たちのようなものを創発体・創発者あるいはそのまま創発と呼ぶ。)
また、旧世界からこの世界の根幹を成した「形」の性質を延長し位相式の法則を世界は適用し、対抗手段を増やした。これを「式の法則」といい、より高度な式は「術式」と呼ばれ、現代まで受け継がれ、数多くの場面で活用されている(魔術師や錬金術師、魔術師などが使っていたのを見たことがあるはずだ。)。
そんなわけで、今の私たちの暮らす今の世界になったのがだいたい20000年ほど前の話である。当時を生きていた者の多くが鬼籍に入てしまったが、記録に残る誰の、どの発言でも根源反応前とそれ以後の世界は大きく変わったと言う(あの大導師や蛙御殿までもがその発言に同意している)。
残念ながら世界そのものが変わってしまい、今もなお超法でかわり続ける世界で暮らす私たちは当時の人を完全には理解できない。しかし、現在まで当時を伝える資料は数多く残っている。そこから当時の世界を考え、今の世界と比べることで世界根源学や旧世界学の発展に繋がるのだ。
さて、第二章では世界が一つの星として統合されてしまった人類の苦難と異星者との邂逅の話をしよう。この章は第四章の大災厄にも大きく関わる章なのでよく覚えていてほしい。
人類は近辺の星………
(著:歴史の賢者ボーン・ビーン・バーンの
「人から見る創世史」より抜粋)
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サイレント修正するかも知れません。




