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深層転生〜最強種が俺だけに懐く〜  作者: 杏城紗里奈
仲間と最強種の旅路

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9/9

最強種との邂逅

俺たちは中級者向けの依頼  そこまで危険じゃないはずのダンジョンに足を踏み入れた。

「……なんか雰囲気変わってないか?」

レイアンが警戒する。

「たぶん気のせいだよ〜」

レイナは相変わらず軽く言うが、その目は少し鋭い。

最初は順調に攻略していく。ガルドの剣、レイナの魔法、フィリアのサポート、ノクスの黒いオーラ。完璧に連携が取れて、順調そのものだった。

しかし、最深部 そこに入った瞬間、空気が変わった。

「ここ……中級者向けじゃないぞ」

ガルドの低い声が響く。

その先には、巨大な岩が砕けたような広間。さらに奥、うごめく影。

黒く、威圧感の塊のような存在 最強種だった。

「……え、マジで?」

思わずレイアンが息を呑む。

だが、攻撃はしてこない。こちらに目を向けるだけだ。

「……どういうことだ?」

ノクスが眉を寄せる。

最強種はゆっくり近づく。距離を詰めるが、戦う気配はない。

まるで、俺だけに興味を示しているようだった。

「……なんで俺だけ?」

レイアンの心の声。

広間の出口は奥に伸びており、偶然、ここは別のダンジョンへ繋がっている。

つまり、中級者向けのダンジョンの奥に、上級者クラスの空間が存在していたのだ。

「次は……本番かもしれないな」

ガルドが剣を軽く振り、俺たちは息を整えた。

そして最強種は、一瞬だけこちらを見て、闇の奥へ消えた。

戦わなかったが、その存在感は忘れられない。

次に会うときに戦うのか、いや、そもそもこいつは何者なのか。

俺たちは、ただその影を追うしかなかった。

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