比較と検証 ドイツ
1 ライフル。
G98、全長12,50ミリ→K98K、全長1,100ミリ。
これ以外にも、カービン=カラビナーと言われる極端に短い騎兵銃は、ドイツに存在します。
ドイツの小銃も、段々と短くなりつつあり、それは短くても高い精度を発揮しただけではないと。
G98。
K98K。
Gは、ゲヴェーア=小銃や歩兵銃と言う意味になります。
英語や日本語では、ゲヴェールとも言います。
Kは、カラビナーと言う銃身が短い騎兵銃であることを意味しております。
小さなKは、更に短いクルツを意味します。
日本語にすると、1898年型の短型騎兵銃になります。
カラビナーは、英語のカービン=騎兵銃になります。
この銃は、G98より短いだけでなく、スリングベイルも騎兵用に、橫付けされていました。
だから、ライフルなのに、カービンのKが名前に付いているんですね。
小さなKは、MP5Kなど、今でも名前に使用されていますね。
日本軍よりも、ドイツ軍がライフル銃を短くした理由は、戦場や戦術にあります。
ドイツ軍は、WW1~~ロシア内戦では、塹壕から市街地、田舎の村で戦います。
塹壕は狭くて、長い小銃は戦闘で不利になり、また長くて重いと、兵士の負担になります。
そして、素早く走るのに邪魔になります。
また、市街地や要塞と言った場所では、出会い頭の戦闘になります。
さらに、田舎の村でも、長距離に対する狙撃だけではなく、近距離で撃ち合います。
田舎や町では、建物や壁、生け垣に道路の側溝など、隠れる場所がたくさんあります。
つまり、近距離・短距離・中距離・長距離と。
近から中まで、対応しなくては成らないんですね。
そう言うワケで、ドイツ軍のライフルは命中率を落とすことなく、短い銃身を求められたワケです。
スペイン内戦からWW2でも、ドイツ軍は、フランスやポーランド、ソ連などと戦います。
そこでは、森林地帯や田畑、田舎の村や市街地が戦場になりました。
なので、K98Kは活躍したでしょう。
G98も銃器不足により、後方部隊や親衛隊、警察官などに配られて、終戦まで使用されました。
これは、三八式歩兵に似ていますね。
モーゼルK98末期。
末期型は、ベルトリンク式の弾を、装填口に繋げたりしてました。
G41、G43。
ドイツ帝国では、WW1前から様々な半自動小銃の開発が始まります。
ゼルプストラーダ。
ゼルプストラーダ1916。
モンドラゴン。
モンドラゴンは、スイス製ですが、在庫が余っていたため、ドイツ軍が買い取ります。
戦後も、試作品などが作られました。
1940年、ドイツ軍では本格的な半自動小銃の開発が始まりました。
G41ですが。
G41(W)。 ワルサー=W
G41(M)。 モーゼル=M。
この二社で、作られた物が存在しており、試験的に実戦投入されました。
結果、1942年に、ワルサー社の物が採用されて、G41として生産されます。
シモノフM1936半自動小銃。
トカレフM1940半自動小銃=トカレフSVT。
これらが、ソ連軍から滷獲されると、内部機構を参考にして、G43が作られました。
この銃は、日本軍が使用した九九式小銃と同じく、末期製造であるが故に、性能に差があったと。
それに、全軍に配備されたワケではなく、一部部隊は全員装備していたかも知れないですね。
工業力が高く、弾を数多く生産・供給できるドイツは、豊富な自動火器を開発します。
さらに市街地で、中距離・近距離での銃撃戦を想定して、半自動小銃を採用したと。
日本軍は、弾を生産する能力が低かったのと、前線に供給するまでに距離が遠すぎました。
そのため、ドイツ・アメリカ・ソ連みたいに半自動小銃や短機関銃などが配備しきれなかったと。
2 サブマシンガン。
WW1の以前から、ドイツ軍では将校個人が、ルガーP08やマウザーC98を使用していました。
これらは、ストックが取り付けられたため、ピストルカービンになります。
また、ランゲ・ラウフと言われるルガーP08を改造した物もありました。
砲兵用を意味する、アーティラリーでも呼ばれ、ドラムマガジンを取り付けてました。
日本語では、スネイルマガジンと言われるが、ドイツでは、トロンメルマガジンと呼ばれます。
イギリスでは、滷獲か将校個人が戦前に購入した物かは不明ですが。
ルガーP08に、ドラムマガジンを取り付けた写真があります。
話がソレましたが。
マウザーC96。
ストック付きは、弾10発のピストルカービンになり、扱いやすい。
ランゲ・ラウフ。
長銃身・ストック・ドラムマガジン等により、重たいが、サブマシンガンに近い運用ができる。
これらを投入していたドイツ軍は、WW1で終戦間際に複数のサブマシンガンを試作します。
それが、MP18でした。
これは、ランゲ・ラウフのマガジンを流用して、塹壕戦で猛威を振るいました。
対するフランス軍は、ウィンチェスターM1907等で、対抗します。
戦後、MP18等は製造禁止にされますが、ドイツ各地の義勇軍を名乗る民兵に使用されます。
また、中立国スイスを通じて、改良型のMP28なども、世界中に販売されます。
こうして、塹壕戦を意識したドイツ軍では、下士官にサブマシンガンを装備させます。
しかし、新型サブマシンガンであるMP40は、やはり不足していました。
そのため、陸軍や親衛隊では引き続き、MP28も使用されました。
モーゼル・シュネルフォイアー。
アストラ902。
アストラ904。
これらも、スペインから購入されたり、より小型サブマシンガンが必要だったため、使用されたと。
塹壕戦や市街戦に森林戦などを経験したドイツには、サブマシンガンが必要だったんですね。
これ以外にも、WW1からWW2では、多種多様なサブマシンガンが使用されましたが。
長くなるため、それらは割愛しました。
3 カービン。
ドイツ帝国が敗北すると、様々な兵器や武器などが、製造を禁止にされます。
中立国オーストリアでも、MP18を改良したMP19が研究されていました。
これは、短機関銃のロールスロイスと言われるMP34に発展します。
オーストリアが、ナチス・ドイツに併合されても、生産は継続されました。
MP40の前身であるMP38が採用されるまででしたが。
これを、カービンの位置にした理由は、日本海軍と同じく、命中率が高いからです。
MP41。
MP40の折り畳み式ストック&ピストルグリップを、ライフル型ストックにした物です。
これにより、命中率は向上しましたが、著作権の関係から製造停止になりました。
ZKー313。
スオミKP/31。
ZKー313は、チェコから滷獲されましたが、これには、二脚が備わっていました。
また、スコープを取り付けられたり、命中率の良さからカービンに配置しました。
スオミKPに関しては、フィンランド以外の軍隊でも数ヶ国に採用されていました。
これも、かなり命中率が高かったため、カービンの位置にしました。
スオミKPは、ドイツ軍や親衛隊、または補助部隊が滷獲した物を使っていたでしょう。
エルマEMPは、武装親衛隊で車両運転手の護身用に配備されたサブマシンガンです。
これは、MP28の銃身下部にグリップが取り付けられたような形状でした。
そのため、単発なら反動が抑制されて、命中率は高かったと思われます。
ルガーP08ランゲ・ラウフ。 ランゲ ピストル 08。
ルガーM1900カービン。
マウザーC96。
これらは、先に語った通り、ピストルカービンとして、第一次世界大戦では使われました。
また、戦後も個人向けに販売されており、装備している警察官や将校は多かったです。
武器不足に悩む武装親衛隊、または親衛隊傘下の警察部隊では、これらが使用されました。
国防軍でも、一部の将校や兵士たちは使用したでしょう。
赤軍パルチザン&東ヨーロッパ・パルチザンなども輸出されていた物を、使用していました。
そのうち、一部はストック付きを使っていたかも知れません。
それが、ドイツ側が滷獲して、使っていたかも知れませんね。
G41、G43。
ライフル編で語りましたが、M1ガーランドのように全軍に配備されたワケではないです。
これらは、カービンやマークスマンライフル的な位置で、部隊員の一人が使用されたでしょう。
4 ライトマシンガン・アサルトライフル。
ドライゼMG13。
MG15。
ゾロターンMG30。
これらは、戦後ドイツ軍が100連ベルトを使用する機関銃に、製造制限が掛けられました。
しかし、スイスやオーストリア等を迂回して、製造が続けられていました。
本国ドイツで作られた物も含めて、拡張マガジン・ダブルドラムマガジンを使用します。
つまり、軽機関銃→汎用機関銃としても、運用できたんですね。
しかし、30発の場合は軽機関銃として、自動小銃に近い運用をされていたでしょう。
ZB26。
これは、優秀な銃であるために、敵味方が使用しました。
□ ヨーロッパ戦線。
チェコ。
スロバキア。
ユーゴスラビア。
ナチス・ドイツ。 滷獲。
発展型→ブレンガン。 イギリス。
□ アジア・太平洋戦線。
中華民国。
大日本帝国。 滷獲。
違法製造→九七式車載重機関銃。 大日本帝国。
参考にされた→九六式軽機関銃・九九式軽機関銃。 大日本帝国。
この銃は、20発ですが、故障しにくい頑丈な構造が称賛されました。
また、発射速度や命中率がよかったため、かなり重宝されました。
ドイツ軍の後方部隊。
武装親衛隊の一般部隊。
武装親衛隊、ゲルマニア連隊。 MP28とともに、フランスで使用。
このように、ドイツ側や日本側でも使用されました。
これも、当時のアサルトライフル的な運用をされた軽機関銃だったでしょう。
マドセン。
デンマーク製の軽機関銃で、上に着けたマガジンは機関部・右側に差し込みます。
日露戦争では、両国からデンマークに購入が打診されましたが、ロシアにしか届きませんでした。
日本側は、イギリスのレクサー社・または、レキサー社を通じて、50丁も購入しました。
しかし、レキサー社は著作権が関係から製造を中止されてしまいます。
そのため、日本側はマドセンを日露戦争で使用したかは不明です。
第一次世界大戦では、滷獲などを含めて、ドイツ山岳部隊や突撃隊・ロシア帝国に使われました。
第二次世界大戦では。
□ ヨーロッパ戦線。
各地で使用された物が、ドイツに滷獲。
ノルウェーのは、弾が合わないため、故障しまくり。
□ アジア・太平洋。
中華民国。 少数の生産と輸入。
オランダ。 3000丁、インドネシアに配備→短機関銃のような銃身が短いタイプ。
大日本帝国。 両国から滷獲。
この銃も、軽機関銃でありながら、自動小銃的な運用をされた銃だったでしょう。
MKb42。
MP43。
STg44。 《MP44》。
試作品が、多数制作されたのち、STg44として、正式採用されます。
この時も、ワルサー社とモーゼル社が、正式採用を巡り、競合しました。
MP=マシンピストーレ=機関拳銃=短機関銃。
STg=シュトルムゲヴェーア=アサルトライフル=突撃銃。
小銃・短機関銃・軽機関銃などの良い部分を集めて、突撃銃と言う新たなカテゴリーが誕生したと。
MPと呼んだり、STgと呼び名が変わるのは、政治的な理由からでした。
ヒトラーは、小銃と言えば、ボルトアクションである。
短機関銃と小銃の能力を合わせ持った銃など、小銃ではない。
さらに、新しい専用・中間弾薬を作るのは、補給に混乱を起こすとして、開発を認めませんでした。
そこで、アルベルト・シュペーア軍需大臣が、サブマシンガンとして、開発させました。
こうして、MP42と言う名前で、生産と試験的に導入を継続しました。
そして、専用の小型弾薬を作りたかったが、補給と開発面から、小銃弾を短くした物を使いました。
やがて、この銃は前線から好評だったため、ヒトラーも正式採用を認めざる負えません。
そこで、彼は新しい武器として、突撃部隊が使用する突撃銃=STgと名付けたのです。
突撃隊=シュトルース・トルッペンは、第一次世界大戦の精鋭部隊でした。
精鋭部隊の新型武器で、突撃銃と名付けられたSTg44は、ドイツ軍や親衛隊が使いました。
首都ベルリン防衛戦に参戦した、フランス人師団やゲルマン人師団が使いました。
戦後。
STg44→AK47・M16・G3。
パンツァーファウスト→RPGー2・パンツァーファウスト3。
このように、戦後世界で使われる武器として、起訴になりました。
まあ、日本軍編では、利点を語りましたから、今回はSTg44の弱点を語りましょう。
■ 1 ボルトアクションライフル。
命中率・射程距離。
銃身の長さによる銃剣格闘では不利など。
弾薬消費量の激しさ。
□ 使用して負ける場合。
森林地帯や市街地での狙撃。
長距離での射撃戦。
ドイツ降下猟兵→サブマシンガン装備で、ライフルに撃たれて、全滅。
日本軍→セミオートライフルに撃たれて、全滅。
日本軍→ボルトアクションによる狙撃で、高級将校を射殺。
日本軍→ボルトアクションVSセミオートで、先に弾切れを起こさせたあと、銃剣突撃した。
ヨーロッパ戦線の米軍→全員セミオート装備。
ソ連軍→部隊によっては、全員サブマシンガン装備。
このように、物や距離、状況で変わりますからね。
■ 2 サブマシンガン。
構造の複雑さ・生産性。
本体の値段。
拳銃弾とライフル弾を比べると、後者は値段が高い。
近距離では、サブマシンガンの軽さから先に撃たれる可能性がある。 《運や実力に状況で変わる》。
発射速度。 物によっては、サブマシンガンの方が速い。
□ 使用する場合。
建物の中では、薄壁や商品棚などを、ライフル弾は貫通する。
しかし、物によっては、サブマシンガンの方が軽いため、横から回り込まれると隙を突かれる。
草むら、塹壕などの更に狭い場所では、小型サブマシンガンが有利。
■ 3 軽機関銃。
射程距離・威力・命中率。
重たいが、それゆえに連射の反動が軽減される。
狙撃や長距離射撃では負ける。
□ 使用する場合。
長距離での撃ち合いは、距離や運に状況などで、勝敗が決まる。
近距離・中距離では、有利になるが貫通力は、向こうの方が上である。
薄い壁、酒樽、塹壕の土や木材などは、軽機関銃による射撃が貫通してしまう。
■ 4 アサルトライフル同士。
米軍には、拳銃・短機関銃・小銃を組み合わせたM1カービンがありました。
連射できるM2カービンが作られたましたが、ドイツとの戦いには投入されていません。
太平洋戦線では、M1カービンでも連射できるように個人改造されました。
M1カービンは、イギリスの一部部隊でも使われました。
ジョンソン軽機関銃は、ヨーロッパ方面では軽いため、崖を登る際に一部が使われただけです。
BRAは、アメリカ側が自動小銃として、見なしてました。
ソ連軍は、トカレフSVTを改造して、フルオートにしたトカレフAVTがありました。
STg44・M1カービン。
STg44・BRA。
STg44・トカレフAVT。
M1カービンの方が、威力・連射力で劣りますが、中距離では命中率が上です。
そして、軽いため、回り込まれると厄介な面があります。
BRAは、重たく連射力や機動性なら勝ちますが、威力や射程距離は向こうが上です。
田舎道路の側溝、塹壕に置いて使われた場合、BRAが勝ちます。
トカレフAVTは、無理やり自動小銃に改造した物でして、故障しやすい危険な銃でした。
しかし、長距離・中距離の撃ち合いでは、双方セミオート射撃になるため、結果は同点ですね。
中距離・近距離での撃ち合いは、銃身が短いSTg44に部があります。
ただし、運や状況で、結果は変わります。
FG42。 《前期型・後期型》。
空軍降下猟兵団のために作られた自動小銃ですが、ただ故障ばかりだったと言う。
まあ、見た目は、20発のマガジンを横付けする軽機関銃でした。
自動小銃として、発射速度は速かったですけど、前述した通り、故障しましたから。
たぶん、空挺用に作られたため、軽くすぎて、速すぎる発射速度に耐えられなかったかと。
ほかには、スコープを着けた物も存在したため、マークスマンライフルとしても使えました。
生産数は、7000丁くらいしか作られませんでした。
このFG42ですが、戦後はアメリカから持ち運びやすさが注目されました。
MG42のベルトリンク給弾。
ZB26の頑丈さ。
これらを組み合わせて、ベトナム戦争に投入されるM60が作られます。
しかし、重たくて、FG42と同様に故障するM60は、ピッグ=ブタと言われました。
また、アメリカ海兵隊や一部兵士などは、頑丈なため、BRAを引き続き使用しました。
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