(75)法歴4987年1月1日
聖地と呼ばれる銀の塔。その傍らに建つ聖地神殿では毎年最初の日に大神官が神託を受け、その一年の方針が定められる。
これは公同派が神殿の主流派となった200年ぐらい昔から始まった習慣であるが、実際に未来を予見したような神託が下されており、公同派の権勢を支えていた。
年々長く、華美になっていく清めの儀式と大祈祷はトータル48時間に及び、多くの信者が参加していた。
そして年が改まった深夜、神託が下された。
「備えよ! アンズーマリーに巨大な混沌が現れる」
大神官のその言葉に、始め驚きと動揺が広がったが、近似の者や神官たちはすぐに表情を引き締める。
「アンズーマリーを監視せよ!」
* * *
「あけましておめでとう」
「あけおめ~」
「あけおめ?」
なんてやり取りの後、ピーオ一家とアリーシャは、早めの朝食を取り、宿を後にし商いのために開店の準備を進める。
クリフはエリーと呼んでいいのか、アリーと呼べばいいのか悩んでいたので、(偽名がばれちゃうから)今まで通りエリーって呼んで、と言われてほっとした顔を見せていた。
エリーは相変わらず熊の上顎が頭の上にくる毛皮のコートを纏っていた。もっと可愛いコートもピーオの奥さんのコンスタンスに薦められていたが、呪術紋を描いたから、という理由で断っていたが、実は熊のコートを結構気に入っていることは誰の目にも明らかだった。
首元の首輪を隠すためにマフラーでは野暮ったいので、スカーフを巻いてもらい、更には熊の頭の上にリボンまで付けてもらってご機嫌のエリーは、鼻歌交じりに開店の準備を進めていく。
髪の毛は黒檀のインクで黒く染めなおし、呪術紋を用いて装備も整えた。
体力も戻り、体を動かすことで以前の勘を取り戻してきたアリーシャは、もうすぐ母や姉に会える、帰れるとの思いで胸を高鳴らせていた。
--一度マテス村にも帰ろう。ムティアやカシム達にも会いたい
そんなすぐそこまで迫った帰還の時を思い、いつも以上にテンションが高かった。
「そうだ、おじさま。忘れないうちにこれを」
アリーシャは開店準備の合間に自分のリュックから宝石を取り出した。
周囲から見えないように隠しているのは、少しは警戒するようになったということだろう。
「まだ依頼は果たせていないよ?」
「今更、約束を違えるとは思いません。あなたは取引相手に誠実な方です。それに両親の名誉にかけてあなたには誠意を以って接すると誓いましたから」
その抑制されたほほ笑みは、なるほど、お姫様と言われれば納得できる表情であった。
「判ったよ。でも君はそういう笑顔より、もっと破顔したほうが可愛らしいよ」
「……おばさま~、おじさまにナンパされました~」
「なんですって~!」
「こらぁ、言い方、言い方!」
怒鳴るちょっと太めの奥さんと、慌てる小柄なおじさん、キョトンとした息子とケラケラと楽しそうに笑う女の子。
周囲の商人や通りがかりの人も、その楽しそうな笑い声に思わず笑顔になっていた。
* * *
ピーオの商隊は大量の荷物を運ぶためにピンクの像の荷役用召喚獣を用いている。そしてその背に屋根付きの天幕を載せて、家族の居室として旅をしている。
その天幕をいくつも地面に置いて露店としているため、商品が雪で濡れることもなく、また【暖気】の魔法のおかげで天幕の中は暖かい。
その天幕の路面側に広告が張り出された。
魔力を込めていないが、細かい筆致で描かれたカリグラフィのような呪術紋と【防護】の効果を持つペンダントの説明。そして魔法の品としては破格の値段設定。さらに、
『表にお好みの文様、絵を十分で描きます(別料金)』
と書かれ、小鳥や花、雪景色や夏の風景、ピーオ達家族が寄り添う写実的な絵が、黒いインクで描かれていた。
これが当たった。当たりすぎた。
カップルが互いの似姿を描くよう依頼するのは当たり前。家族の絵や好みの図案など、次々と注文が舞い込む。
「き、君の姿絵を描いてくれ」
もうすぐ八歳になる少女に熱い視線を送るそんな依頼があり他の客がドン引きしていたが、熊皮をかぶって『がおー』というセリフまで入れたコミカルな絵を描いたら却って喜ばれた。
物品のデザインは全て唱える魔法で決まってしまう。一品物といわれる魔の領域のドロップアイテムも、デザインが選べるわけではない。
むろん絵画はあるし、小説などの創作物もあるが、こと装飾品のデザインは限られてしまう。
それを表面に描くだけとはいえ、自分のイメージするデザインが自分のものになる。
この世界の人たちは、多様性を否定しているのではない。多様性を抑制された環境に置かれているだけで、本質的なところは前世の人々と変わらない。
アリーシャが描いたものを抱きしめんがばかりに喜ぶお客さん達に、アリーシャもまた幸福な気分でいた。
カツン
杖が石畳を打つ音に、心臓が跳ね上がる。
「私にも描いてくれ」
杖を突いた紳士の姿にアリーシャの表情が恐怖にゆがむ。
紳士の横にいた護衛らしき騎士がアリーシャの肩を掴んで、無理やり机に押し付けた。
「エリー!」
ピーオが駆け寄るが、もう一人の騎士に阻まれる。
「やっと見つけたよ、アリーシャ。私から逃げられると本当に思っていたのかい?」
ねっとりと絡みつくような言葉に、恐怖に顔を歪める少女。その様子に周囲の客も抗議するが、相手は騎士を連れた豪族らしいので手が出せない。
紳士の手が首元に伸び、スカーフを取り去った。
「こいつは我が兄を含め三人も殺して逃げ出した逃亡奴隷です」
杖を突いた紳士、バルゲーノはアリーシャの首輪を掴んで得意げに周囲に見せつける。しかしバルゲーノの期待通りにアリーシャへの嫌悪を示す者は少なく、大半はその乱暴な男に非難の視線を向けている。
「放してください、何かの誤解です。彼女は私の姪のエリザベスです」
「嘘はいけねぇな、ピーオ。そいつは宝石を報酬に俺たち遍歴商人に依頼してきた浮浪児だろうが」
バルゲーノ達を案内してきた熊髭の男の言葉にピーオは首を振る。
「まだ幼い姪に懸想して付け回し、誘拐し、無理やり魔封じの首輪を付けた変態はあなたですね。姪を放してください」
熊髭の証言を涼しい顔で真実を混ぜた嘘で言い返すピーオ。その言葉にバルゲーノに対して軽蔑の視線が注がれ、騎士たちも居心地が悪そうにしている。
「バルバスを殺したのはバルゲーノさ、んじゃないですか。使用人の二人も。槍の魔法で三人を殺したのは貴方でしょう!」
当時の恐怖を思い出し、泣きそうな声で抗議する少女の姿に、バルゲーノに対する怒声がより一層強くなる。
騎士たちも顔を見合わせ困惑しながら、やっぱりな、などと囁きあっている。
「黙れ!」
バルゲーノの平手がアリーシャを打ち、周囲から悲鳴が上がる。
しかしその平手は【防護】の魔法に阻まれ、アリーシャに痛みはない。
アリーシャは隙をついて指ぬきグローブを右手に嵌めていた。首輪を握られた不安定な姿勢のまま、その腕を殴りつける。
「無駄なことを」
バルゲーノ自身にも【防護】の魔法がかかっている。しかしその半端なパンチはバルゲーノの腕に衝撃を与え、思わず手を放してしまう。
「【衝撃】」
アリーシャは右手のグローブに描かれた呪術紋を見せつけるようにして言い放つ。
「おのれぇ、底抜け風情が!」
バルゲーノの素早い詠唱で何本もの槍が現れ、アリーシャに襲い掛かる。
明らかに致死性の攻撃呪文。それを街中で、人の密集しているところで撃つなど狂気の沙汰だ。
「エリー」
アリーシャの背後に居た人たちが慌てて逃げるが間に合わないし、クリフもいる。
アリーシャは飛んでくる槍に対し、左手に魔力を込めた。
魔法の障壁があるため、アリーシャの体の外に魔力は出せない。だからアリーシャは自分の体の表面、左手の甲に呪術紋を描いていた。
「【防壁】」
【防護】よりも効果の高い防御魔法で覆った左手で、飛んでくる槍を全て空中に弾き飛ばした。
驚きに動きを止めたバルゲーノに近づき、渾身の掌底を鳩尾に叩き込んだ。その【衝撃】は【防護】の効果を突き抜け、内臓にダメージを与え、バルゲーノの膝を突かせる。
その段になってバルゲーノの護衛の騎士が己の職務を思い出し、一人は魔法の剣を抜き、もう一人は武器召喚の魔法で槍を手にして、アリーシャを牽制しながらバルゲーノを助け起こす。
悲鳴が響く。
この場所ではない。離れた場所からこちらに悲鳴と怒号、ざわめきが迫ってきた。まるでパニックだ。
憤怒の視線をアリーシャに向けるバルゲーノと、予断なく睨み返すアリーシャ以外の人はただ事ならぬ様子に辺りをうかがう。
人波が割れ、そこから飛び出すのは悪臭と嫌悪をもよおす垢染みた者たちだった。
その時の人々の気持ちを分かりやすく表現するなら、祭りの会場にゴキブリの大群が投げ込まれたような、飲食店に糞尿を巻き散らかされたような、そんな気持であっただろう。
そんな穢れた者たちを追い立てる【飛行】をかけた集団。
「【炎の矢】」
容赦のない攻撃魔法が、逃げまどう一人の魔法を使えないものの足を焼き、地面に転がり痛みにのたうち回る。
「こらー、脚をやったら、狩りにならないじゃない」
魔法を放った者に対して、仲間内から抗議の声が上がる。
その集団は全員黒いマントを羽織い、顔は仮面で隠しているが、その体格や声から、ティーンエイジャーと思われる。
「まあ、いっか。ここで決めちゃおう」
リーダー格らしい金髪の少年with変な仮面&黒マントの指示でサイレントたちの囲い込みが行われる。
「やあ、やあ、やあ、アンズーマリーの愛すべき市民の皆さん。毎度おなじみ皆様の心のオアシス『マリースイーパーズ』が、今日もごみ掃除に伺いました。どなた様もご笑覧くださいませ」
芝居がかったセリフの背後で悲鳴が上がり、サイレントの一人が風の魔法でズタズタに切り裂かれた。
誰も止めない。止められない。
施しが行われる【恵みの道】以外に立ち入ったサイレントを殺しても罪にはならない。
『マリースイーパーズ』を名乗る集団は、それを利用して、サイレント達を恵みの道以外に追い込み、マンハントを楽しむイカれた集団である。
通常ならば親が止めさせるところだが、それができない事情もあった。
虐殺の光景を見せないよう子供の目と耳を覆い、間違ってもサイレントの血が付かないよう距離を取り、商売人は迷惑そうに商品を守りながら早く終わることを祈る。
必死に逃げようとするサイレントの親子が転び、抱いていた子供が地面に投げ出され、泣き声を上げる。三歳ぐらいの子だろうか?
「にげないんでちゅかぁ?」
「またお前ガキ狙いかよ」
「いいだろ」
言って子供に向けて攻撃魔法を唱え始めた男の頭が横に吹き飛ぶ。
飛んできたアリーシャの拳が男の頬を撃ち抜いたのだ。
「危ない!」
誰かの叫びに振り返るとバルゲーノの魔法詠唱。しかし背後からコンスタンスが思いっきり椅子を振り下ろしてバルゲーノの頭を打った。周りにいたピーオの店の客たちも寄ってたかってバルゲーノに殴り掛かっていく。
それを見届けて再度少年たちに向き直ると目の前に迫る【炎の矢】。【防護】のかかった熊の毛皮で防ぐが、少し焦げた。
「お気に入りがぁ!」
吠えるアリーシャ。それに対して上空の少年がアリーシャを嘲笑する。
「なんだ、お前もサイレントじゃないか。じゃあ、殺してもいいよね」
アリーシャの首輪を認めてそう言い魔法を唱える。風魔法だ。
「【風の刃】」
見えにくい上、実体が無いので左腕の【防壁】で捌きにくい。しかし上空の金髪の少年も市民を巻き込むつもりはないのか狙いにくそうだ。
狙いやすくするために高度を下げる少年。
するとアリーシャが迫り、殴りかかってくる。
「ちっ、じゃあ、こういうのはどうだ、【風の槍】」
少年の魔法がある範囲を切り刻む魔法から単体攻撃魔法に変わる。むしろ捌きやすくなるので意図が分からない。
少年はアリーシャから視線をずらし、おびえて泣き叫ぶサイレントの子供に向けて魔法を放つ。
「子供を殺された時の反応が楽しみだな」
心の底から楽しそうなその声音に、アリーシャの記憶のピースがカチリとハマる。
「ケルシュ!」
名を呼ばれて、仮面の金髪少年の肩がびくりと揺れる。
泣き叫ぶ子供の近くには、その子を気遣うクリフの姿があった。
クリフ、クリフ。臭くて汚くても泣いている子を放っておけない気が優しくて素直な子。
「ん?」
不思議そうに振り返ったクリフの胸を風の槍が貫いた。
* * *
周囲の喧騒の中、その一角だけ、シン、と静まり返る。
クリフ~! コンスタンスの悲鳴が上がる。
僕のせいじゃないし~ いきなり出てくるそのガキが悪いんだし~、と悪びれる様子もない仮面の少年。
顔を見合わせ、そそくさと飛び去る『マリースイーパーズ』の面々。
這うように逃げていくサイレント達。
「誰か、【回復】を。誰か!」
何人か名乗り出るが、この傷では無理だと首を振る。実際かけてみるが、死にゆく少年の傷を癒すには足りない。
「アンタのせいで! アンタが余計なことをしたから!」
コンスタンスの言葉が痛い。だが今はへこたれてるヒマはない。
「エリー、お歌うたって、小人さんの歌。父さんたち信じてくれないんだ」
はあ、はあ、と息を荒く吐きながら、クリフがねだる。
「……うん。すぐに歌ってあげる……ピーオさん。大きい無地の布を広げてその上にクリフを寝かせて。私が合図したら【回復】をかけて」
為す術なく、死にゆく少年を悼む人々の中で、アリーシャだけは考えていた。思い出して、考えて、できると結論付けた。
もちろん影響の大きさも頭の隅に浮かぶ。でも、気の優しい少年の命に代えられるほどの問題ではない。
「よし!」
自分の両頬を手で打って気合を入れてから、自分のカバンから取り出した【黒檀のインク】を飲み干す。ペンダントの作成作業で余った物をもらったのだ。無論、周囲から驚きと困惑の声が上がる。
胃の中のインクに魔力を込め、そして小人さんの歌を紡ぐ。
胃の中を這い、食道を伝って登り、口から黒いインクが這い出てくる。吐いているのではない。まるで意思を持つようにインクが体を伝ってアリーシャの体の表面を蠢いて進む。その名状しがたき様子に人々が思わず後ずさる。
クリフが寝かされた布の上にインクが蠢き自ら文様を描いていく。呪術紋だ。
人々の目には見えないほど小さな小さな小人さん、わーっ、と言いながら目にも止まらぬ速さで動き回り、アリーシャの指示通りに呪術紋を描いていく。
【回復】を補助する呪術紋。かつてジョーがアリーシャのために描いてくれたもの。あの時は火傷に特化した術式だったが、今回は外傷に効果を発揮するよう、呪紋の内容を修正しなければならない。
あれほど高度な術式は、今のアリーシャの知識では理解しきれない。ロスが多いがその分魔力をふんだんに使って、呪術紋を描いていく。
「足りない」
インクが足りない。また飲むか? 時間が足りない。
アリーシャはナイフで自分の左手を切り裂いた。固唾を飲んで見守っていた人々から悲鳴が上がる。
アリーシャの左手から滴る魔力に含んだ血をインクに見立て、小人さんたちに指示して呪術紋の続きを描いていく。
「できた……【回復】を」
貧血で気が遠くなりそうなアリーシャの言葉に慌てて魔法が唱えられる。
布に描かれた呪術紋が金色の光を発し、それがクリフの患部に集まり、【回復】魔法の効果を増強させていく。
「……奇跡だ」
クリフの胸の傷は消えていた。
* * *
「今のはなんだ?」
「魔法じゃない」
「呪術紋でしょ?」
「その呪術紋を描いたのは誰だ」
「魔封じされているのに魔法を使った」
「最初に詠唱していた」
「あれは【複写】の魔法だ。あんな効果はない」
「インクが蠢いてた」
「魔法じゃない?」
「呪文も唱えずに?」
「魔法じゃない?」
「魔法じゃない力って?」
「そりゃあ、こんと、」
貧血でふらつくアリーシャが、クリフの様子を見ようと近づく。しかしスヤスヤと眠るクリフを抱きしめたコンスタンスの拒絶の視線に動きが止まる。
先ほどまでその目に浮かんでいたのは怒りだった。しかし今の彼女の眼は明らかに怯えていた。
周囲を見回す。
じっと自分を見つめる人々。その表情には困惑と恐怖。
覚悟はしていた。自分の異常性を知られることで拒絶されることは。
カサっ
雪の上に落ちる軽い音。
アリーシャが絵を描いたペンダントが雪の上に落ちていた。
カサっ、カサっ、カサっ
次々捨てられていく。
カップルの絵姿も、花や鳥や家族の姿。
アリーシャが描いたものが次々捨てられていく。
「【混沌】」
「【混沌】だ」
「【混沌】は人を騙す」
「ここも【混沌】に飲まれるのか」
「殺したほうが……」
恐怖の視線と拒絶。
前世でも向けられた感情。
良かれと思ってやっても、結局これか。
後頭部に強い衝撃を受け、雪の地面に倒れ伏す。
横目で見上げると、石を手にしたサイレント。さっきの子の母親だ。
「こ、こいつがわるい。わるいやつやっつけた。わたしわるくない。だからみのがして」
クリフが巻き添えを食う原因となった子供を抱き上げる母親。
ああ、正しい。正しい選択だ。
クリフを危険から遠ざけようとしたコンスタンスも、子供のために何とか延命を図ろうとするこの母親も正しい。
生き物として正しい。人間として正しい。
「【混沌】め!」
人間なんて……混沌そのものじゃない。
「あはははははははははは、思い出した、思い出した。お前、ゴライゴウの町で会ったあんときのヤツか。あははははははは、じゃあ、こういうのはどうかな?」
風が巻き起こり、サイレントの親子がズタズタに引き裂かれた。
なぜか憎悪の瞳をアリーシャに向ける母親と、びっくりした子供の顔がアリーシャの目に映り、そして意識を失った。
* * *
アンズーマリーの街に現れた底抜け姫アリーシャは聖地神殿の名において正式に【混沌】と認定された。
一方、西方王国は王の第三姫アリーシャは長患いの結果、前年に亡くなっており、【混沌】とされたものはアリーシャではないと正式に抗議した。
1時間後に小話を投稿いたします




