作家は横に広げます
ぬるっといこうか。作者は縦じゃなく、横に広げるタイプです。具体的に言うと、作者が影響を受けたものを追うのが、好きですね。
伊坂幸太郎氏から島田荘司氏を知り、さらに綾辻行人氏、有栖川有栖氏を知って、ミステリに大はまりしたり、西尾維新から森博嗣を知り、京極夏彦氏を知ってメイフィストにはまりました。
何処に影響を受けたの? って目線が増えるから、わりとおすすめです。もしも良ければ今後のご参考になれば幸いです。
あとデビュー作には、全てが詰まってる。という言葉がその通りだと思ってます。
代表作を読んでなくても、デビュー作を読んでる作家は多いかも。伊坂幸太郎氏の初版で絶版になったデビュー作も読んでます。一時期は取り憑かれたように、いろんな人のデビュー作を読んでましたね。
今なら丁度、昨日、放映されて見た人も多いので、新海誠からいろいろ読むのはおすすめです。がっつり公開してるので。
世界の終わりとハードボイルドワンダーランドが新海誠展に飾ってありましたね。でもこの本は長いので、4月のある晴れた朝に100パーセントの女の子に出会うことについて、なんか入りやすいですね。カンガルー日和に掲載されている超短編で5分あれば読み終わります。新海誠はそらで言えるくらい読み込んでるらしいです。
ちなみに君の名はの奥寺先輩のラストのセリフ「君もいつかちゃんと幸せになりなさい」はノルウェイの森からの引用です。新海誠はかなりの村上春樹に影響受けてますね。
あとFate/Zeroから、奈須きのこを知り、ブギーポップは笑わない、も読みました。ブギーポップは笑わないも、かなり多方面に影響を与えてますよね。あとがきが大好きです。
今日はアドバイス回のような、そうでないような。明日は構成についてです。では、また。