職業探しにレッツゴー!
『滅亡する』
頭から離れない。
こんな平和な世界が滅んでしまうことなんてあるのだろうか。
僕はそんなことを考えながら折れた骨を回復魔法「ヒール」で直してもらっていた。
この世界では回復魔法しか使えないらしい。猫耳美少女が教えてくれた。
ん?そういえば猫耳美少女の名前教えてもらってないぞ?
というわけで僕はヒールされながら名前を聞いた。
「そういえば君の名前を聞いてなかったよね?名前なんて言うの?」
猫耳美少女は教えてくれた。
「あたしの名前?キャロっていうんだ!」
「へぇ~」
僕は興味なさそうに返事したらキャロが僕の骨折した部分をぐりぐりやってきた。
「もうちょい興味もてやごら~!!」
「いだいいだいいだい!」
僕が叫んでいるとコリンちゃんが、
「キャロさんやめてあげてください!雅也様が可哀想ですよ!」
やっぱりコリンちゃんは天使だ・・・
「う、うん、そうだよね、ちょっとやりすぎた。ごめん・・・」
キャロが謝ってきた。
「大丈夫だよ」
正直に謝ってきたから僕はびっくりした。
「ヒールかけるよ。じっとしてね。」
・・・
うん、なんだろうこの空気、すっごく冷たい。
コリンちゃんを呼ぼうとしたけどまた寝てしまった。
まぁ、この空気に耐えるしかないか・・・
「うおおおおおおお!!」
空気の冷たさに耐えきれなかった。
異世界生活三日目の夜
日本のアニメをの曲を歌いながら僕はひとりでお風呂に入っていた。
脱衣所の扉が開かれた。
ん?誰だろ?と思いながら見ていると、どんどんこっちへ近づいてくる。この展開はまさか・・・!
「おーい!雅也さん、入りますよ~」
え、ちょっと待って!と言いたかったが間に合わなかった。
僕はコリンちゃんの裸体を見てしまった。
僕は僕のエクスカリバーを抑えるのに必死だった。
「ちょ!コリンちゃん!」
僕が動揺しているとコリンちゃんは不思議そうに、
「どうしたんですか?何かおかしいことでもありますか?」
「大ありだよ!」
僕はツッコミを入れた。
「はぁ、まったくコリンちゃんったら・・・ふんぐっ!?」
コリンちゃんが急に抱き着いてきた。僕のエクスカリバーは限界寸前だった。
「ねぇ雅也様、このまま一緒にあんなことやこんなことしちゃいましょうか?」
コリンちゃんがそんなことを言ってきた。
「は、はぁ!?ちょ!何言って!」
コリンちゃんは意地悪な顔をして、
「うふふ、冗談ですよ。ちょっとからかっただけです。」
「も、もうコリンちゃったら、はは・・・」
僕のエクスカリバーを守り切った。
しかしこの状況はまずいぞ。
女の子一人に男一人、ま、まぁ気にしないでいいか。
あ、そうだ、僕は思い出した。
「ねぇコリンちゃん、君はどこから来たの?」
「私ですか?神様のいる場所から来ました!」
とても信じがたいが信じるしかない、だってここ、異世界というものもあるのだから。
「そうなのか・・・」
「信じてくれるんですね!うれしいです!」
信じるしかないんだよ・・・
それから一か月後・・・異世界生活34日目
やばい、もうそろそろでお金が無くなりそうだ。僕は働く場所を探しに行くことにした。
「てか、なんでお前らついてくるんだよ!」
僕たち三人はすっかり仲良くなった。
「いいじゃない!たまには三人で出かけるなんて!」
「そうですよ!雅也様!」
二人はそんなことを言ってきた。
あの~仕事を探すだけなんですが・・・
三人で雑談しながら歩いていると、いい職業が見つかった。
「お、これはいいんじゃないか?」
旅人、という職業を見つけた。
「え、もしかして雅也、アンタこんなくそみたいな職業を選ぶの?もっとましなの選べばいいのに」
キャロに続いてコリンちゃんも、
「そうですよ雅也様、もっと可愛い職業を選びましょう。」
「くそとかひどいな、まぁわかったよ」
僕はほかの職業を探すことに決めた。
ここで旅人をやっていればよかったのかもしれない。僕は後で後悔する。
僕が職業を探し続けてから三時間が経過した。
コリンちゃんとキャロは二人でどっか遊びに行っている。
「可愛い職業可愛い職業・・・あっ!」
僕は自分にぴったしな職業を思いついた。
メイド喫茶、だ。
この世界の家と食料は僕の今の残金でも買える。
僕ではなくあの二人にぴったしだ。僕はメイド喫茶を経営することに決めた。
異世界生活37日目
二日と半日でメイド喫茶が完成した。
衣装は服屋に頼んで作ってもらった。
おっと、主役が来たようだ。
「ね、ねぇ、なにこの格好は」
キャロはとても恥ずかしがっている。
「うわ~!なんですかこのフリフリ!すっごく可愛いです!」
コリンちゃんはとても喜んでいる。
「二人ともめちゃくちゃ可愛いぞ!」
あ~、僕はなんていいところに住んでいるんだ。
とてもすがすがしい朝だ・・・!
「よし!今日からメイド喫茶開店だ!」
僕は大事なことを忘れてしまっていた。
2話できました。はい。




