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歪む世界  作者: り太
1/4

プロローグ〜序章〜

初めてなんであらすじもまともにかけません。

かなり長編ですが良かったら読んでみてください。

春 


食パンをくわえ、玄関から出る。

春とはいえ、まだ肌寒い。

寒さに負けないように早足で体をちぢ込ませながらは学校へ向かう。

「だるい・・・。」

食パンを食べ終わると、両手をポケットに入れて下を向きながら歩き出す。

そう。どこにでもいる高校生。当たり前の日常。

そんな当たり前の日常を鈴木雄二も生きていた。

普通の人とは少し違った考えを持っていたがそれをさらけ出すことなく

普通に生活をして普通に生きていき老後を終える。この時は本人でさえそう思っていただろう。

しかし一人の女性との出会いで雄二の人生は急展開を迎える。

今の雄二は知るよしもなかった。

この頃はただ日々を繰り返していた。

重い足取りで雄二が歩いていると大きな校舎が見えてくる。

公立東高校。偏差値62。雄二が住んでいる地域では偏差値は高い方だった。

校門の近くまで行くと先生の声が聞こえてくる。

「遅刻するぞ〜。」

だが、そんな声聞こえないかのように足取りを早くすることなく校門をくぐった。



「おう!雄二!聞いてくれよ!」

教室に入った途端でかい声をあげ、雄二にしゃべりかけてくる

モヒカンで身長190cmはありそうな巨体。

彼は学校一の不良、森田戒。

雄二も162cmと男では小さい方だが戒と並ぶと余計にそれが目立つ。

そのくらい二人の身長の差はすごかった。

「ん?またケンカでもしたん?」

戒が話してくるのはケンカの話ばかりだ。

自分の自慢話、たまに女の話。

それを聞くたびにいつも雄二の頭には一つの文章が浮かぶ。

何て低度の低い人間なんだろう。と。

雄二は世間一般でいう不良グループと仲が良かった。

いや、どっちかっていえば、仲が良いフリをしていた。

別に自分から仲良くなろうとした訳ではない。

ただ寄って来た。だから仲良くなった。ただそれだけのことだった。

朝のHRが始まるまで戒は雄二に話しかけていたが、

雄二は内容も聞かず少しにやついた表情でうなずいていた。


俺は人とは違う、特別な人間だ。

現実はそうでもなかったかもしれない。

だけどそう思いたかった。

歩く人間達をバカにし、そいつらを下等生物だと思う。

世の中死んだほうがいい人間ばっかりだ。

今俺と話している戒。こいつもその一人だと思ってる。

そして自分すらも―――。


雄二の学校にはいわゆるグループが存在する。

そのグループは大きく三つに分けられる。

不良グループ。普通グループ。オタクグループだ。

不良グループはオタクグループをいじめ、普通グループはそれを見て笑う。

不良グループが一番強いが、その中でも階級が存在する。

まず、学校一の不良の戒が一番上。そしてそれに群がるバカな不良ども。

彼らの間に友情なんて成り立ってないが、戒についていれば、でかい顔ができる。

そんな理由で戒には友達がいる。その群がる中に僕もいる。

普通グループは不良グループにはあまり関わらないが、

逆らいもしないし、オタクグループを不良グループがいじめる時には

不良グループの味方になる。安全な位置にいるグループだ。

オタクグループは察しの通り・・・不良グループにいじめられ

女子からも気持ち悪いと言われる始末。。。

人間は平等だ。って誰かが言ってた。

だけどさ、世の中生きてる人の大半が感じてる。

この世の中平等じゃないって。


昼休みになると不良グループがオタクグループの吉井堅をいじめはじめた。

吉井堅はいわゆるオタクの中のオタクだ。

週4で秋葉原に通い、いつもアニメの人形を持っている。

オタクグループの中でも目立つ存在で一番標的にされやすい。

だから戒の機嫌が悪い時少しでも目があうと真っ先にいじめられる。

雄二は戒やら他の不良やらが堅をいじめてるのをただ横で見ていた。

堅の仲がいい友達でさえ何も言わず見ているだけだった。

「やめてください!やめてください!」

ドゴッ!

その言葉は虚しく、堅の顔面にパンチが入る。

堅は5mくらい吹っ飛んで鼻血をだして倒れた。

「俺を調子こいて見てるからだよ!」

戒はそう言った直後、堅の上にまたがって、また殴り始める。

「いいぞやれやれ!!」

不良グループが戒を調子づかせる。普通グループも皆、

それを見て笑っている。笑わない人間もいるが無関心だ。

しかし内心皆、思っているだろう。正直見てられない。

こんな時少しだけ助けようって気持ちにもなる。

けど、助けたところで標的になるのは自分だし。

みんなの心の声が聞こえてくるようだった。

「(まあ・・・所詮自分がみんな可愛いんだよな。)」

そんなことを考えている雄二の横を女が通り抜けていく。

「ちょっと、やめなさいよ!」

学校一の不良、森田にこんな口を聞けるのは学級委員長の矢沢由良。彼女だけだ。

まさに、優等生中の優等生、スポーツも万能で頭もいい。

困っている人は見過ごせない。正義感たっぷりの女の子だ。

優等生と言うとメガネをかけて真面目そうな女の子を想像するかもしれない。

由良は容姿もいい。今時の女子高生とは言いがたいが、知らない人が見ても

ふと振り向いてしまうくらいきれいだ。

「またてめぇか!!!」

殴っている手を止め、由良のほうに向かう戒。

怒っているのか、ドスドスドスと大きな音を教室に響かせながら近づいてく。

「てめぇもぶっ殺すぞ!!」

「できるものならやってみなさいよ!!」

由良は強気だった。それもそのはず。学校一の不良、戒とはいえ、

さすがに女は殴れない。妙な沈黙が場の空気を重たくする中、戒が口を開いた。

「クソ・・・。今日のところは勘弁してやるよ。」

そう言うと、戒は群がっている不良グループをつれて教室を出て行った。

「まったくもう・・・。」

戒達がでていくと由良は安堵の息を吐いた。

「まぁ・・・そんな怒らない怒らない。」

怒りをあらわにしている矢沢に雄二が話しかける。

しかし、怒りの矛先は雄二にも向いた。

「あなたもあなたよ!何でとめないの!」

大きな声が教室中に響き渡る。

この間にいじめられていた堅は礼もいわずに顔をおさえながら静かに自分の席に戻った。

そして人形に向かって何かをブツブツと言っている。

感謝の言葉も何一つない・・・。

何でこんな人間ばかりなんだ。

「聞いてるの!?」

考え事をしててうわの空だった雄二に由良はさらに声を張り上げる。

「いや・・・小さな俺にそんな力ないよ。第一、森田とは仲いいしね。」

「仲がいいならなおさら言うべきでしょ!?仲がいいのに戒君が怖いの?」

「怖くは無いよ。大切な友達だからね。

俺があいつに何も言わないのはあいつの性格を知ってるからだよ。

俺が言ったってやめるわけじゃないし。あいつだって殺さないように加減もしてるでしょ。」

その言葉がさらに怒りに火をつけたのか再び由良の説教が始まる。

「だからって雄二君は人が殴られてるのを見て何も思わないの?

それに殴り続けてれば死んじゃう子だっているのよ?」

「その台詞・・・。このクラス全員に言ってみれば?」

その言葉に由良は教室を見渡した。嫌悪の表情で見ている奴。目をそらす奴。無関心の奴。

さっきの助けた堅なんてもう立ち直って

オタクグループと一緒に今週のアニメの話をする始末。

さすがにクラス全員に言うことはできないのか

由良は怒ったような表情でクラスの人間を見ている。

「ほら?言えないだろ?あんたの正義感に満ちた行動には拍手を送りたいくらいだけど。

きっとみんなもそう思ってるよ。だけど人生そんな甘いことばかりじゃないよ?

そのうち痛い目見るかもね。ほどほどにしときな。犯されないようにね。」

雄二は少しにやけた表情になった。

その言葉に動揺を隠せず怒ったような困ったような顔をしながら

無言で雄二の前を由良は立ち去った。

どこか行くところがあるのでもないと思うが教室をでようとドアを開けた。

「あなたも本当・・・嫌な人よね。」

捨て台詞をはいて、教室を出て行く。

ああ・・そんなこと言われなくてもわかってるよ。

俺は嫌な奴だけど、この世界に生きている大半は嫌な奴だ。

あそこに座ってるあいつも!あいつも!

みんなみんなこの世界に必要なんて無い人間なんだ。

はいはいはい。まだまだ全然プロローグです。

小説の書き方もヘタクソだし、あらすじも訳わからんし・・・。上手くかけないんです(^^;

自分で読み返してもかなり悲しい・・・。

でも、中盤くらいから面白い展開になると思います。

皆さんから見たらまだまだ自分は全然ダメダメですが

頑張って完結させようと思ってますのでぜひ暖かく見守っててください!!!次も早めに更新します!

頑張ります!!!!

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