第23話 悪シデント
俺の体はどうなってるのだろうか、
今鮮明に分かることは何かにぶつかり、そして物凄い衝撃で体が飛んでいる。
ところで日本って歩行者はどっちを歩くのが正解なんだ?w右側?左側?
場合によっちゃ俺が悪くなるんだけどw
説明するとだよ
とりあえずバイト終わりました、着替えました、カバン持ちます、靴履きます、出ます、家に向かって歩を進めます
その5分後ですね。
普通の道、人通りも普通。少し多いかも知れないけど場所が場所だから仕方ない(?)
そんな感じで今に至るって訳さ。
今は俺の体が宙を舞っている刹那です
多分車だろう、俺に当たったのは。
しっかしなかなかなスピードだよw
俺の体大丈夫かなぁと心配していると体はコンクリートの地面に叩きつけられる。
すると
<大丈夫ですかっ!!!?
と女性の声が聞こえてくる。
まさか加害者になると思うまい。声が震えていた、しかし俺の意識は遠のいていく……。
俺の体は担架に乗せられ救急車に乗せられたらしい。
?「誰かこの人の身分が分かる方、いませんか!?」
「居ないか……カバンの中を見させてもらうか、良くないんだけど緊急事態だから仕方ないよな…!」
「伊達翔楼 だてかける。高校2年生か、お姉さんの番号が載ってる…電話するしかないな!」
【その頃一方…】
あーちゃんと姉さんは家に着いた頃合だったらしい。
「珍しいよね〜しょーちゃんが歩いて帰るなんて言い出したの!」
「うーん、いや、でも不自然ではないよ?w
あの子たまにああやって帰るからw」
「あ、そうなの!?」
Prrrrr……
「ん?私じゃないや、えりかじゃない?」
「あー、ぽい。」
ピッ。
「もしもし…どなたですか?」
「…………。」
かける……と小さく呟いて涙が零れたらしい。
「今、ハイ家です」
「今すぐ向かいます!どこですか!!?」
姉さんの目は血走っていて声はいつもの穏やかな声とは裏腹にとてつもない声が出ていたらしい
「ねぇ!!
しょーちゃんになにかあったの!?」
「ねえってば!!!!」
あーちゃんは声をかけたが姉さんには聞こえてない風に遇われたらしい
すると姉さんは電話を終え、携帯をカバンにしまい込んで走り出した。
あーちゃんも何があったかは全く知らない、だがこれ程まで焦る姉さんを初めて見て異常事態だと察した
家からは離れている、俺でも全力疾走して10分かかる道、姉さんは呟きながら懸命に走った
「かける…かける……!」
走る風に押され目から涙が零れ地面に当たる
あーちゃんも必死に追いかけた。
姉さんの視界に救急車の光が見えた、時に更に加速(?)した
あーちゃんも少しして追い付いた
「かけるはっ!?」
息は切れたまま救急車に乗り込む。
あーちゃんも乗って病院まで。
| 壁 |ω•^ฅチラッ
今回は短くなってしまいましたね!
話が疾走感があってすぐ見終わってしまいましたってあなたにはオススメの曲。
ヒバナをお聞き下さいw
最近ハマってますwぐるたみ〇さんのヒバナw




