第13話 おでいと?
ところでどうしてこうなった?w
えーっとこれは、状況としては芳しくないですねぇww
説明しよう!謎にヒールで来てしまったあーちゃん、
俺は勿論学校帰りだから制服、
姉さんは私服だけど俺の左腕を抱き枕みたいに抱きしめてて、
俺の背中にはあーちゃんがヒールで靴擦れをしたのか足を傷めたらしく姉さんが
「おんぶしてやれよぉ〜!」
ってなって今。
時は遡ること70分ほど前。。。
我々は喫茶店あるぺじおを出て大きいショッピングモールに足を向ける
だいたい20分程度で着く。
その道中にはそれはそれは大波乱が起きておりまして…
「姉さん聞いてよwこの人ってば俺の事が好きなんだよ??w」
と適当に話題をふる。
そんでもって本人を見てやる
すっごい恥ずかしそうに顔を赤らめて俺の後ろにぴったりくっついてきた
「…………いじわる…」
って!!!
ヤバイだろこれは!!w
さぁみなさま方!妄想の準備は万端でしょうか?万端じゃなくても出来るよな!
例えば2次元でもいいや、好きな子ともう1人お友達。それで自分。
3人でお買い物、好きな子が自分肩の後ろあたりに隠れていじわるだってよ!!!!
こ・れ・は・ヤ・バ・イ!
さぁ戻りますよ
「私だって翔楼のこと好きだも〜ん!」
って言いながら我が左腕に抱きついてくるしw
なんなのこの人たち!
もぉおおお!w
( ̄▽ ̄;)
「姉さん、胸当たってるよ」
「それとあーちゃんいつまで恥ずかしがってるのさwいつもらしくない!ていっ!」
超絶力を抜いたでこぴんを披露してやった
なんかさぁ〜子守りをしてるような気分だわw
「さぁ、そろそろ着きますよ〜?」
「どこから回るかは予定済み??」
「まずあの角の店!」
そこにはせわしなく並ぶ品数に驚き、
ここのモールにはよくお世話になるが外からみてこの店は壁がピンクなため、男子である俺は今まで足を踏み入れたことのない未境の地である。
なんだろうこの胸が高鳴る感じっ!いいわぁ〜w
女子しかいないような店に入る罪悪感が今までならあっただろう、今までなら。今は違う
両サイドに女性がいるからでもない、多少はあるかも知れないけど。
度胸、そして自信が付いてきた。
で、その他も色々店見て回ったんだけど、なんかもうフリーダムだよなw
目的のモノが買えたからか分からねぇけど他の時間はかわいいアクセとかコスメとか見てたんだけど…wwwww
んで、あーちゃんが「足いたぁ〜い」なんて言うからヒールで擦れちゃったんだろうね
よくあるよね、さすがの俺もまだヒール履いてないからどんな感じか分からないんだけど、確かに足傷めやすそうだよね。
ヒールどこにしまおうか??
「大丈夫??ちょっとお見せなさい?」
「ほら早くヒールをパージ()して!」
案の定赤くなってる
ヤムチャしやがって……!
で、今に至るわけですよ。
笑っちゃうよw
こんなベタな展開誰が予想したであろうか!ww
心を鬼にして言ったつもりなんだが姉さんには勝てないw
「えぇ〜」
って言ったらされた事がある。
なんでしょーか??
「こ・ぶ・し♡」パンッ
怖すぎでしょ。
Twitterのアレじゃん!
21歳って言われそう!怖い!!
それで今帰ってる感じ〜
別におぶるのは嫌じゃないし、いいけどw
耳元で寝息が聞こえてるって事はこの人寝てやがるなw
まぁ、この人一応我々の身を雇ってくれてる方だし疲れも仕事量も誰よりも多いよね。
勤務時間中とはいえど、この人にも休みは必要。
にしても姉さんは鬼畜だよw
俺の腕はあーちゃんを落とさないように支えてるのにその腕に抱き着くんだからww
なんて考えてたらそろそろ着く。
着いたけど裏口から入らないと男だってバレちまう。
フロアを7~8人で回すのはさすがにしんどいでしょう、幸い謎にベッドが数個用意されてる部屋があるからそこにあーちゃんを寝かせてその場をはなれる。
姉さんなら早着替えに慣れてるのか着替え終わるのが俺より早い!
さすがにベテランといったところ。
俺も早く着替えて戻らないとな!
さぁ!次からは新しくなった道具を使って料理が出来そうだ!!
某ピアノ弾きの方の生放送を見てしまったのでマインスイーパーにハマりまひた。




