ここかな…?
あ、どーも。
これ3話目になるのかな。
4話のことを予想しながらこの3話読んでいただければ凄く面白く感じるんじゃないかなと思います。
まぁ誤字とかは知りません。
僕は僕で無くなった気がした。
それでも僕はボクだ。
自分でもなんなのか分からない。
これは夢なんだろうか。夢なら覚めてほしい。
何度頬をつねっても、どれだけ強くつねっても、夢から覚めない。
「早く覚めろ!覚めろ!覚めろ!覚めろ!」
何度も何度も自分を殴った。ボクの頬は腫れて、口の中で血の味がした。手からは血が滴り、手の感触が無くなっていた。
当たり前の日常は、つまらなくて、憂鬱で、僕にとって最高のものだった。失って気付く。すぐ近くにあった大切な存在に。
大粒の涙をこぼし、叫んだ。
いつもの僕らしくもない。そんなことを思っても、涙は止まらなかった。
真緒が死んだ日から数週間たった。
ボクは学校をやめ、引きこもっていた。
今でもあの光景を夢でみる。
まるで辺り一面の赤い薔薇の中に一輪だけ咲いているくもりない真っ白な美しい薔薇の様なあの光景を。
失った存在は、小さい。たった一人の、たった一つの命だ。
それでも僕にとって大きな存在だった。
これが『幸せ』だったのかな…
失ってしまった『幸せ』はもう元には戻らない。
ボクにとっての『幸せ』はもう無くなってしまったのだ。
もう生きる必要なんてボクにはない。
死のう、かな。
僕は遺書を書くために、ノートを開いた。
あ、どうでした?
『僕』と『ボク』の違いは分かりました?
こーゆーのって結構難しいですよねー。
楽しんでいただければ幸いです。次も是非読んでくださいな。