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幸せ、みつけたよ…。  作者: 川崎へけ
1/5

もう…いいかい…。

あ、どーも。

2話から面白くなります。絶対。

朝日が差し込んだ。


目がジンジンする位眩しい光で僕は目を覚ました。

いつもどうりの朝…すごくつまらない朝…。


制服に着替えて、朝食は食べて。

いつも通り学校へ行く。


退屈だ。


いつも通り学友達とつまらない話をして、ただ学校で過ごす。

僕にとってこんな毎日はRPGでいうレベル上げと同じだ。

ただひたすら同じ作業の繰り返し。


なんて退屈なんだろう。


「たくみぃ!!!」

耳がギンギンするくらい大きな声。

幼馴染の桐谷真緒だ。


「なんだよ…」

「なんでもなーいっ」


真緒はそう言ってニコッと笑った。

真緒は小4の頃からの付き合いで、かれこれ今年で8年目の付き合いだ。

真緒と話してる時は退屈しない。


男子みたいにグラビア写真片手に鼻の下のばしてブヒブヒ言ったりしないし、女子みたいに「やばくね!」とか「それなー」みたいなよく分からん言葉も使わない。

…まぁ真緒は女子なんだけど。


「今日さー国語のノートとり忘れてさー見してくんない?」

「はぁ?そんなもん友達に聞けよ」

「だってさー女子のノートってさ、めっちゃカラーペンとか使っててさー目が痛いんだよねー。それにたくみのノート見やすいしっ!」


真緒はいつも何かと僕にかまってくれる。

僕は何も出来ないのに。

真緒は良い友達だ。それこそ親友と呼べる位に。


「てことでノート貰ってくねー」

「あっ!ちょっとまて!」

「べーっ!待たないよーだっ!」


真緒はチロリと舌を出しニコッと微笑んで走っていった。

まったく…僕は心の中でそう呟いた。


チロリン♪

『今日はノートありがとねー!めっちゃ見やすかった!w明日返すねっ!じゃっ!おやすみ(-_-)zzz』


真緒からの一方的なメールは何故か憎めない。

僕は『了解。おやすみ。』と返信して眠りについた。


騒がしい雨の音で僕は目を覚ました。

今日の二限目は国語だ。真央にノートを返してもらうため、早めに家を出た。「嫌な雨だ…」っと僕は呟いて歩いた。ピチャ、ピチャ、っと足音をたてて。

どうでしたかね。えぇ。

この小説のテーマは『幸せ』何ですけど。


えぇ…。うん。


てことで、次の話から絶対面白くなるから。

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