バレット
バレット 39歳
立場・身分
立場: ロンドン東部「フィッシュ&チップス職人組合」組合長
主張: 「下町の腹を満たしてきたのは、俺たちの油の匂いとタラ(魚)の揚げ物だ!」
容姿
特徴: 使い込まれたキャスケット帽を目深にかぶり、丸太のように太く頑丈な腕を持つ巨漢。
服装: 長袖シャツの袖をまくり上げ、長年の仕事で油と煤が染み付いた黒ずんだ革エプロンを愛用。
雰囲気: 潮風と油煙に晒された精悍で荒々しい顔立ち。体からはほんのりと揚げ油と塩、そしてテムズ川の匂いが漂う。
性格・精神構造
義理人情に厚い下町の頭領: 口は悪く言動も荒っぽいが、下町で働く港湾労働者や貧しい人々を腹いっぱいにさせることに強い使命感を持っている。
職人としての誇り: 「フィッシュ&チップスこそが英国労働者の活力」と信じて疑わない。伝統とシマ(縄張り)を守るためなら貴族が相手でも物怖じしない。
素直で潔い男気: 筋の通らないことは嫌いだが、自分が「負けた」「本当に旨い」と納得した相手には即座に敬意を払い、手のひらを返したように義理を果たす潔さを持つ。
職人技能
天性の揚げ物技術: 新鮮なタラの目利きとポテトの切り出し、短時間で大量に揚げる手際の良さは下町一。
源造に見抜かれた才能: 油の酸化管理や衣の水分量など、当時の下町ゆえの雑さはあるものの、火加減の感覚や素材の扱いについては「職人としてのセンス」を源造から一目置かれている。
劇中での役割
下町の「伝統食」を守る強力な壁: 突如として下町に現れた「謎のダシ汁屋台」に客を奪われ、長年労働者の胃袋を支えてきた誇りとシマを守るため、男たちを率いて殴り込んでくる。
揚げ物技術を賭けた勝負の相手: 気取った貴族の道楽と見くびって対決に臨むが、シャーロットが提案した「食の勝負」に巻き込まれ、職人としての矜持を問われることになる。
シャーロット(源造)との関係性
最初は「気取った貴族のお嬢ちゃん」と見くびっていたが、彼女の度胸と内に秘めた職人特有の眼光に圧倒される。一方のシャーロット(源造)にとっても、粗削りながら確かな腕を持つバレットは、下町の食文化を語る上で無視できない重要な職人として意識される存在。




