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80 老騎士と安酒(その5)

「こちら安酒でございます」


老騎士に大ジョッキと安酒の小ビンを3本ばかり出しました




いやね、眠気覚ましに飲み難くて胸やけしやすい安酒ってオーダーだったから(笑)





イイ酒はいきなり酔いが回ってきてストンって寝るんだよね


だから眠気覚ましには安酒が最高  ←ホントです


もっともオレの場合ならコーヒーと安酒を混ぜて相乗効果を狙うんだけどね ←ホントだよ?




まあ人生イロイロ


酒の飲み方もイロイロ


他人の飲み方にアヤつやけしませんって





でも酒の好みがわからないんで小ビンで3本ほど出しました






え?


サンドイッチの前に出せ?


イエイエ、アルコールで繊細な味がわからなくなるじゃないですか


酒を出すのは食事の後ですよ?




オレがガンダm、じゃなくってルールブックだ!、ですね(笑)






「うわっ、なんだ?馬のしょんべんか?!」


1本目をグラスに入れて飲んだ途端言いやがりましたよ





安酒なんだから味は二の次、三の次ですぜ?


それに目が覚めたから良いよね?(笑)





・・・当店では馬のしょんべんを飲む方にあったお酒はおいてありません(笑)





老騎士は顔を顰めながら飲んでます


お残しは許しまへんで(笑)




と、そこでオレ(異世界酒場店主)が入口の扉を見ました


一拍遅れて剣士


そしてちょっと遅れて美女と老騎士


どうやら招かれざるお客さんが来たようです




・・・気づくのが遅い、まだまだだね(笑)





オレが出て行こうとすると、老剣士が身振りで制します


自分のケツは自分で拭くみたいです






「彼女達を頼む」


そう言って老剣士が酒場から出て行きました





渋いですね


自分でケリを付けるつもり


でも絶対はない


だから頼む




漢だね(笑)





壁の一面を素どおしにしました


お客が驚いています


・・・タダの薄型有機スクリーンなんですけどね


いきすぎた科学技術は魔法と同じですね(笑)





「アルバート=グリーンウッド!姫様を渡せ!そうすれば見逃してやるぞ!」


声までクリアにこちら(酒場内)に届けてきます





<ガチャン!>


それを聞いてホットケーキを食べていた美少女が盛大に音を出しました




<ゴン!>


ついでに剣士も持っている酒のグラスをテーブルにぶつけました




なぜでしょうね?(ニヤニヤ)

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