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44 押し掛け彼女とハイポーション(その6)
<ゴクゴクゴク>
気が付いたら好子さん(ストーカー)が冷蔵庫に隠しておいたハイポーションを飲んでました
「ああ、だめ~っ!」
慌てて止めようとしましたが全部飲まれてました
飲んだ後で驚いてました
「えっ!?」
「叫んでいる時に気付けよ!」
思わず怒鳴り返しました
「えっと、ごめんなさい?!」
素直に謝られました
・・・なんかイヤだな
「あ、でも今日の私の利益分で余裕でチャラですよね」
料理だけでなく経営面でも乗っ取られました(シクシクシク)
こうして異世界産の大抵のケガならすぐ治るハイポーションが1本(金貨30枚相当)なくなりました
こんなやつ(女)、もういやだ
早く帰ってくれ!
<異世界に転移してから48時間後>
「あ、身体が透けてる!?」
ストーカー好子さんが叫んでます
ようやく御帰還されるようです
ああ、これで平和な日々が返ってきます
「また来るね~」
彼女が消えながら手を振ってます
「もうくるな!」
怒鳴り返したオレは間違ってないはずだ




