15 人魚と焼き肉(その7)
「う、気持ち悪い・・・」
どうやら昨日、飲み過ぎたみたいです
絶賛、二日酔い中です
会社勤めしているからストレス溜まりまくりです
おまけに土日に異世界に飛ばされるというバツゲーム
そりゃ飲みすぎて当然でしょう
うんうん
そんなオレを対して
「「「「「「早くにくを!」」」」」」
と騒いでいる人魚達
あんたら鬼か!
・・・って人魚でしたね
どっちも幻獣族
「にく」って叫び声が頭にガンガン響きます
少しボリューム抑えてくれないかな
ほんと朝っぱらから元気がいいね
なんかイイ事あったのかい?(笑)
とりあえず、まだ支払いしてもらってないから客じゃないよ?
と言ってみましたが聞きませんでした
女の集団には敵いません
泣く子と地頭には勝てんってやつですね
某無敵超人も女子高の周りでは戦わないって言ってましたし?
とっととやって、寝転がるのが賢い?
そんなわけで吐き気をガマンしながら、七輪に炭と新聞紙も一緒に入れます
新聞に火を付けて、フーフー吹きながら燃やします
吹くたんびに吐き気がして大変でした
しばらくして炭に火が燃え移りました
あと一息です
肉の匂いに吐き気を覚えながら肉を用意しました
なるべく口で息をしながらね
なんて罰ゲーム!
二日酔いの時の肉の匂いはマジ凶悪でした
おかげで準備が終わるころにはHPが0になっていました
「おまちどうさま」
そう言うと楽しそうに肉を焼き始める人魚達
うっ、肉の焼ける匂いと煙で吐き気が強くなりました
ガマンできなくて、空いているテーブルにばったり倒れ込みました
ココまでやらされたんだから、お代はきっちり払って貰いますよ!




