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143/143

143 おぼっちゃまと蜂蜜酒(その22)~七大氏族滅亡の裏側(その4)~

魔導炉を作った責任者の子孫の話です


御貴族様とテロリスト達がなにやら暗躍しはずめました


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「ココから出せっ!」


オレは叫んだ




ところが見上げた先に見える犯人(やつら)はニヤニヤ笑っているだけだった




ちくしょうっ!


どうしてこうなった?!






オレは七代氏族に代々仕える家に生まれた


オレの先祖は魔導炉の暴走を防いだ英雄だ





本当ならば魔導炉の暴走で世界が滅んでいたんだ


それを御先祖様が我が身を省みずに止めたために一部の地域の閉鎖だけですんだ


おかげで我が一族は歴史に名を刻んだ名家になった





もちろんオレもそんな御先祖様に負けないように頑張っている


この国のために日々奔走している





そんなある日、仕事で遅くなり暗くなった家路を急いでいたときだった


道端にしゃがみ込んでいる女を見かけた


もちろん「どうした?」と問いかけた


英雄の孫だからな


当然だ




「・・・すみません・・・」


女は腹を押さえてすまなそうに言った


抱えて立たそうとうとしたところ女がバランスを崩して倒れてきた



<ドスン>


女と一緒に地面に倒れた所までは記憶がある






・・・気が付くと手足を縛られ床に転がされていた

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