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12 人魚と焼き肉(その4)

カルビを出したら、人魚の女王が怒り出しました


おいっ、カルビ様に謝れ!




怒る女王


睨むオレ


隠してある剣をすぐに取り出せるようにゆっくり体勢を整えていきます


殺気がダダ漏れ


頑固者だからお互いに一歩も引かない


まさに一触即発状態です








そこに割って入る警護の人魚達


「まあまあ」


そう言って二人を引き離します


・・・人魚の人達、こんな女王様に結構苦労している?






しかしお互いにガンたれてますけどね


オレと女王様











他の人魚達のとりなしもあって話しあいが始まりました


その結果、人魚達のいう「にく」とは干し肉であることが判りました


おい、最初に言えや!





保存のために結構、塩が使われている


だから塩タンはギリギリよかったけど、カルビはダメ


人魚的には『海が遠い』、だそうです







だったらこれでも付けろや!


そう思って小皿に天然塩を盛って出しました


そしたら焼いた肉にまんべんなく付けやがりました


おいっ!?


そう思ったら「美味しいのじゃ!」


大絶賛です






・・・見ているだけで腎臓が壊れそうです


あ、なんかお腹の下辺りが痛くなってきた気がします






とりあえず最悪の事態は回避できました


でもなんか釈然としません


味覚の違いというか、身体の違いだけはどうしようもありません


人と人魚が完全に判りあえる日は遠いようです

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